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第1回久住高原国際マラソン&ウォーキング大会参戦 (竹田市 2011.9.10-11)
六郷満山峯入
 夏真っ盛りの8月某日――
 「あのう、山岡さんに頼みがあるのですが・・・」
 と、うちの職場で最も暑苦しい赤峯社員から一緒にウォーキング大会に参加してくれないかという依頼があった。
 「それでなくても夏は暑いというのに暑苦しいお前と一緒にこのクソ暑い炎天下の中を歩くとか、それだけで暑さ3倍じゃないか。一体全体、何の罰ゲームだ? というわけで、絶対行かん。行かんったら、行かん」
 僕は素早く3連コンボ×2で拒否をした。
 もともと協調性などという殊勝なものは、かけらも持ち合わせていないらんぼ~流。
 基本的に社内の面倒な依頼に対しては、否定のスタンスを貫き続けているw
 しかし、よくよく話を聞いてみると、ウォーキング大会が行われる場所は標高800メートル近辺の久住高原らしい。
 しかも、何と開催前日にはくじゅう地ビール村で前夜祭が行われるという。
 その後者の条件には、さすがにらんぼ~流の食指が動いた。
 「むう・・・で、何か? 前夜祭ではビール飲み放題なのか?」
 「さあ、それはわかりませんが・・・」
 答えに窮する赤峯社員を認識の外にうちやり、僕は得意の妄想をめぐらせた。
 まあ、無制限に飲み放題はないにしても、そこはそれ、アウトドアイベントの前夜祭である。
全コース図  たしか、地ビール村にはオートキャンプ場も併設されていたはずだから、久住高原の冷涼な夜気の中でローストチキンあたりを肴に旨いビールを飲みつつ、キャンプファイヤーを囲んで歌い踊り、たまに口からガソリンを吐いたりしながら、無制限にボルテージが上がっていくのだろう。
 ・・・それはそれで、なかなか魅力的なイベントだ。
 そこまで考えて、僕は現実に戻った。
 「で、アルコホールを摂取したら、その日は帰れんだろ。そのあたりはどうなってるんだ?」
 「はい、そのへんは特にお世話していないそうです。まあ、各自で久住の宿泊施設を使ってください的な感じでした」
 「・・・むう、そうか」
 と、そこで、再び、僕は考えに沈んだ。
 こいつは手に入れたばかりのヒルバーグのアラックを試す絶好の機会ではないか。
 場所が久住なら幕営する場所などそこらじゅうにある。
 安いキャンプ場を探してもよいし、いざとなればその辺の駐車場にテントを張ればよい。
宇曽山・障子岳マップ  何と言っても、新装備のアラックはアクトと違って自立式のテントだ。
 ペグが刺さらないアスファルトの地面にでも簡単に設営できる。
 「よし、行く!行かいでか!」
 僕は前言を撤回すると、目の前の巨漢に素早く資金調達の指示を出した。
 そして、心の中で人知れずほくそ笑むのだった――
久住山荘南登山口キャンプ場にて新装備HILLEBERG ALLAKの試し張り
■大会前夜(2011年9月10日)
久住山荘南登山口キャンプ場

 「やっぱ、だるいわ――
 月が変わって大会前日、自宅まで迎えに来た赤峯社員に向かって僕は開口一番そう言った。
 「オレもですよ」
 デカイだけが取り柄の赤峯社員は担当営業としてあるまじきことを口走る。
 ―― ちょうど1年前の9月のこと、同じく久住の山の中にある法華院温泉山荘で開催された写真教室に行ったとき、僅か5キロに満たない道のりでへばった彼は今回も悲壮な覚悟をもって事に臨んでいるようだ。
 それでも大分市を脱出して久住方面に車を走らせていると、僕はだんだんと盛り上がっていった。
 いろいろゴネてはみても、やはり久住に行くのは楽しいのだ(^^;
 さて、まずは大会参加の受付をすませなければならない。
 大会前日の受付は今年の5月にリニューアルオープンしたばかりのくじゅう水泉郷・地ビール村で行われている。(注1)
 僕たちはさっそく大会参加のエントリーをすませると、次に本大会の事務局長を務める小山氏にご挨拶に向かった。
 傍目からはワクテカしているように見えるが、一応今回は仕事で来ているのだ(汗
 とはいうものの、今回は担当営業である赤峯社員のケツについて動いているだけから、らんぼ~流としては気が楽だ。
 しかし、小山氏のいらっしゃるオーベルジュ・コヤマを訪ねてみたものの、同氏は不在。
 まあ、大会前日だから準備に飛びまわっていらっしゃるのだろう。
 何はともあれ、これで本日の営業は終了である(^^;
 「そんじゃ、そろそろ今夜の宿の目星をつけとくか」
 僕はそう言うと、このあたりでは比較的宿泊料の安い久住山荘南登山口キャンプ場へと向かうことにした。
 実は今回の宿泊にあたっては、事前に赤峯社員にこの近辺のキャンプ場の料金を調べさせておいたのだが、どこもらんぼ~流の予想を超えて高額であった。
 中にはビジネスホテル並の料金をとっているところもあって、正直かなり驚いた。
 キャンプ場と言えば、普段、無料の坊ガツルくらいしか縁のないらんぼ~流。
 こうした料金相場には疎いのだが、登山のメッカ屋久島でも1泊数百円だったのでどこもそのくらいの料金なのだろうと高をくくっていたのだ。
 それでも、さすがに有料の施設だけはある。
 キャンプ場の管理人さんに下見という名目で場内を回らせてもらうと、きれいに整地されたテントサイトはかなり広く、山用のテントなら1区画にいくつも張れそうだ。
 念のために、区画からはみ出さなければ複数のテントを張ってよいか聞くと、優しそうな管理人のおばさんから快諾の返事をいただいた。
 どうも1区画の料金とは天幕の数に関係なく、車1台あたりの料金らしい。
 「まあ、ここが第1候補だな」
 僕はそう言うと、次に日頃から仕事でお世話になっているSデザインさんが営んでおられるDAR VIDAに赴いた。
 ちなみに今回の久住高原国際マラソン&ウォーキング大会のポスターやチラシもSデザインさんの仕事である。
 16時50分、DAR VIDAに到着。
 ここは週末と祝日のみ営業されているアートスペースで県内在住のアーティストの作品を展示販売している。
 事前に連絡していたこともあって、Sデザインさん在宅。
 おいしいコーヒーをご馳走していただき、あろうことか、敷地内にテントを張ってもよいと破格のお許しもいただいた。
 それではとばかりに、お言葉に甘えてさっそく敷地内を見て回る。
 しかし、いつも使っているアクトなら十分なスペースだが、残念ながら、赤峯社員用に持ってきているモンベルの3人用のキーバテントを張るのはちょっと厳しそうだ。
 その後もSデザインさんとのんびりと談笑。
 ありがたいことにらんぼ~流のサイトを見てくださっているそうで、久住登山の話やオーディオ機器の話に花が咲いた。
 18時18分、久住山荘南登山口キャンプ場に戻り、入場の手続きをする。
 申込み用紙を書きながら、管理人のおばさんに最寄りのスーパーの場所を聞くと、19時には閉店するから急いだ方がいいと懇切丁寧に教えてくれた。
 おばさんの言葉に従って、そのまま食料調達へ。
 閉店時間ぎりぎりのスーパーアダチで今夜の食料と酒を確保し、再びキャンプ場へ戻る。
 時刻は18時58分。
 もう、あたりは真っ暗だ。
 「こんな真っ暗で、テント、張れるんですか?」
 赤峯社員が幾分不安そうな口調で聞いた。
 「余裕だな、ま、今回使うのは15年ぶりに使うテントと初めて使うテントだから多少時間はかかるかも知れんが」
 僕はそう言うと、まず、15年前に購入したモンベルのキーバテント3をスタッフバックから出した。
 こいつは15年前に坊ガツルに1週間ほど連泊した際に使ったテントだ。
 それなりの広さの前室もある当時としては結構先進的なテントだったのだが、山で使うには重量がありすぎて結局3回ほどしか使わなかった。
 「うーん、さすがに加水分解を起こしてるな・・・」
 テントの素材はまだしっかりしているが、コーティングが剥げかけ、フロア部分も少しべたつき始めている。
 赤峯社員には悪いが、まあ、1晩くらい我慢してもらおう(^^
 何をしてよいかわからずに立ちつくしている赤峯社員にランタンと行動記録用のカメラを持たせ、1人で設営にかかる。
 「ふむ、適当でも結構手際よく張れるものだなw」
 特に戸惑うこともなく、15分ほどで設営完了。
 次は今回の主役である新装備、ヒルバーグのアラックの設営である。
 アラックもアクト同様、アウターにあらかじめインナーテントが内蔵されているので設営にはあまり時間がかからない。
 本体を地面に広げて6隅にあるポールスリーブに同じ長さのポールを3本差し込む。
 あとは自立したポールに天幕をフックで吊り下げていくだけだ。
 「うーん、こいつは設営が簡単だな」
 よいテントは説明書などなくとも、直感的に設営方法がわかるものなのだ。
 最後にテント上部にベンチレータのカバーを被せて設営完了。
 木立に囲まれたキャンプ場は特に風もなく穏やかなので、今回、ガイラインはペグダウンせずそのまま放置しておいた。
 ここまでで設営時間は約20分、取説なしの初めての設営にしては結構スムーズにいった方だと思う(^^;
 さて、寝床もできたので次は晩メシだ。
 周りのキャンパーと違い、山屋の装備にテーブルや座り心地のよい椅子は存在しない。
 地面にMPIのオールウェザーブランケットを敷き、その横に物置として天幕一式を収めてきたRVボックスを置く。
 「よし、飯にするぞ」
 19時50分、ランタンの灯りを頼りに酒盛り開始。
 とはいうものの、赤峯社員は全くの下戸で1滴も飲まない。
 結局、らんぼ~流1人が安物の発泡酒をあおった。
 「それにしても、こういうところに来てアルコールのひとつも付き合えないとは全く面白味のない奴だな」
 そう、嫌みのひとつも言ってやったが、無駄に図体がでかいせいかステゴザウルス並に気にならないようだ。
 だが、傍若無人を絵に描いたような男にも弱点はあるらしく、晩メシを食い始めていくらもたたないうちにそれが露呈した。
 「ひいっ!虫が!」
 と、叫び声をあげながら、シートの上の蟻を払いのける赤峯社員。
 「ただの蟻じゃないか。滅多に蟻酸を出すことはないから心配するな。ていうか、むやみに殺すなよ」
 「ひいっ、ひいっ!」
 ・・・聞いてねえ。
 どうも、この男、まったくもってアウトドアには向いてないようだ。
 というわけで、人間以外の存在には妙に神経質な巨漢は早々にテントの中に退散することとなった。
 しかし、その後も喧噪は続くw
 「ぎゃあ、テントの中にも虫が!」
 「うるせーよw」
 「ああ、こんなところにもっ!」
 「夜のお供にPSP持ってきてるんだろ、さっさと現実逃避しろよ。ゲームの世界にエクソダスだw」
 「電源入れると液晶画面に虫が寄ってくるかも知れないじゃないですか!」
 ・・・どうにもマイナス思考の甚だしいデカブツである(^^;
 21時23分、テントの中から聞こえてくる悲痛な叫び声を肴に独り酒を終え、らんぼ~流もテントの中へ。
 さて、今回最大のお楽しみであるアラックの内部はらんぼ~流の想像以上の快適さだった。
 「うお、こいつは思った以上に広いな」
 同メーカーのアクトにくらべて天井も高く、背を伸ばして座ってもまだ拳2つ分以上余裕がある。
 もともと2人用の天幕だけあって、1人で使うにはフロア部分も相当に広い。
 これなら仮に結露でインナーの側面が濡れても、シュラフまで濡らすことはないだろう。
 左右のインナーの側面は半分以上の面積をメッシュに切り替えることができ、暑い夏の夜も快適に眠れそうだ。
 他にもいろいろと細かいところに工夫が見える。
 「ぐお、こんなところにこういうギミックがあるとは・・・!」
 などと、ひとしきり感動中のらんぼ~流に隣のテントで横たわっている巨漢からクレームが入った。
 「山岡さん、テンション高すぎっす。うるさいっす」
 ・・・このデカブツが。
 ザトウムシにでもたかられて泣いていなさい(^^メ
  • 注1)楽しみにしていた前夜祭もここで行われる予定だったが、スタッフの方にお話を聞いたところ、地元にご縁のあるアーティストの方たちによるディナーショーのような内容だったのでこの日は参加を見合わせることにした。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
くじゅう水泉郷・地ビール村 まずは大会参加の申し込みをする オーベルジュ・コヤマ
くじゅう水泉郷・地ビール村 (16:02)
5月にリニューアルオープンしたばかり。
まずは大会参加の申し込みをする。
スタッフの方と談笑する赤峯社員。
オーベルジュ・コヤマ (16:20)
大会事務局長の小山氏に挨拶に伺う。
DAR VIDA ここのオーナーのSデザインさんには普段から仕事でお世話になっている(^^; 美味しい珈琲でもてなしていただいた
DAR VIDA (16:50)
週末と祝日のみ営業のアートスペース。
ここのオーナーのSデザインさんには普段から仕事でお世話になっている(^^; 写真中央がオーナーのSデザインさん。
美味しい珈琲でもてなしていただいた。
DAR VIDAの内部。大分県内のアーティストの作品を展示販売している。 久住山荘南登山口キャンプ場 閉店時間間際のスーパーアダチにダッシュして、晩飯を調達w
DAR VIDAの内部。大分県内のアーティストの作品を展示販売している。 久住山荘南登山口キャンプ場 (18:18)
とても良心的な管理人さんがいる。
閉店時間間際のスーパーアダチにダッシュして、晩飯を調達w (18:43)
キャンプ場に戻りテントを設営 設営しているテントはモンベルのキーバテント3。15年モノの幕体である。 続いて、新装備のアラックを設営(^^v
キャンプ場に戻りテントを設営 (18:58)
まずは赤峯社員のねぐらをつくる。
設営しているテントはモンベルのキーバテント3。15年モノの幕体である。 続いて、新装備のアラックを設営(^^v
よい天幕は初設営でも直感的にわかる。
次に食事スペースを展開 夕食 らんぼ~流だけアルコールを摂取
次に食事スペースを展開 (19:44)
山屋なのでテーブルや椅子はない(^^;
夕食 (19:50)
貧相な晩飯だが、唐揚げがうまいw
らんぼ~流だけアルコールを摂取。
今回は下界なので発泡酒で我慢だ(汗
早々にテントの中に逃げ込む赤峯社員 30分ほど独り酒を楽しんだ後、新装備のアラックの中へ入る アラック、居住性能高すぎw
早々にテントの中に逃げ込む赤峯社員。
アウトドア、向いてないな・・・ (20:49)
30分ほど独り酒を楽しんだ後、新装備のアラックの中へ入る (21:23) アラック、居住性能高すぎw
気分よく8月分の記事を書きあげた。
起床 久住山荘南登山口キャンプ場の朝 アラックに戻って朝食の準備
起床 (5:34)
予報は晴れだが、少し雲が出ている。
久住山荘南登山口キャンプ場の朝。
天候に恵まれれば、朝日が綺麗だろう。
アラックに戻って朝食の準備 (5:58)
赤峯社員は朝一番に車でトイレへ直行。
使えない男はほっといて、先に朝食w 朝食後、朝日が差してきたのでアラックの全景を撮影 インナー、アウターともに入口を全開にすると開放感も抜群。反対側も同じ造りだ
使えない男はほっといて、先に朝食w
珈琲は即席のフレーバーコーヒー。
朝食後、朝日が差してきたのでアラックの全景を撮影。堂々たる風格である(^^ インナー、アウターともに入口を全開にすると開放感も抜群。反対側も同じ造りだ。
こちらはモンベルのキーバテント3 経年劣化もあり、ポリウレタンコーティングが加水分解を始めていた フライのシームテープもぼろぼろだ
こちらはモンベルのキーバテント3。
15年前は先進的な国内モデルだった。
経年劣化もあり、ポリウレタンコーティングが加水分解を始めていた。 フライのシームテープもぼろぼろだ(汗
下界限定のゲスト用テントにしよう・・・。
大会会場へ出撃開始 臨時駐車場に車を入れる 赤峯社員からゼッケンを受け取る
大会会場へ出撃開始 (6:45)
一瞬、窓に雨粒が落ちたが気にしないw
臨時駐車場に車を入れる (6:48)
まだそんなに人は集まっていなかった。
赤峯社員からゼッケンを受け取る。
らんぼ~流の番号は379だった。
駐車場からシャトルバスへ乗り継ぎ バスに揺られて会場まで向かう くしふるの大地に到着
駐車場からシャトルバスへ乗り継ぎ。
この日は4台でピストン輸送していた。
バスに揺られて会場まで向かう。
やっぱ、こういうのは場違いだな(^^;
くしふるの大地に到着 (7:13)
さて、いよいよ、大会参戦であるw
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名門ヒルバーグの2人用自立式ドームテント。1人でも組み立てやすいダブルウォール構造のテントで、居住スペース及び左右2つの前室ともに十分な広さを持つ。重量2.9㎏。また、素材は紫外線による劣化が少なく、引き裂き強度12kgを誇るKerlon1200が使われている。

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エネループに完全対応したLEDランタン。暖色LEDを使用しているので目に優しく雰囲気もよい。また、光量も十分で、夜間、テントの中で読書をして過ごすには大変重宝する。反面、単3電池4本必要なこととそれなりに電池の消耗が激しいので、長期の山行に持って行くのにはあまり向いていない。
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第1回久住高原国際マラソン&ウォーキング大会 (2011.9.11)
■大会当日(2011年9月11日)
久住高原国際マラソン&ウォーキング

 大会当日の朝がやってきた。
 当日は5時34分に起床。
 管理人のおばさんにここから見る朝日は綺麗だという話を聞いていたので、早速カメラを持ってテントの外に出た。
 残念ながらこの日は雲でご来光は拝めなかったが、たしかに朝日を見る場所としてはよいロケーションをしている。
 テントサイトに戻り、天幕越しに赤峯社員に呼びかけると熊のような声が返ってきた。
 どうやら、起きているらしい。
 起きてきたところでどうせ役に立たないので、さっさと2人分の朝食を用意する。
 「朝メシができたが、食わねえか?」
 僕はヘーゲルナッツフレーバーのインスタントコーヒーを啜りながら言った。
 「いえ、どうせ猫舌ですから、先にトイレに行って来ます」
 赤峯社員はそう言い残し、車で出かけていった。
 ・・・そういえば、トイレは清潔な洋式じゃないとできないとか言っていたな(汗
 朝食後、朝日が差してきたので、アラックの全景を撮影。
 「うーん、見れば見るほど、よい天幕だな・・・」
 月の後半に控えている連休は絶対これを持って坊ガツルあたりに連泊しようw
 6時45分、トイレから生還した赤峯社員ともに大会会場へ出撃。
 シャトルバス発着場のそばに作られた臨時駐車場に車をとめ、会場の「くしふるの大地」へ向かうバスに乗り込む。
 7時13分、大会会場である「くしふるの大地」に到着。
 赤峯社員が大会関係者に挨拶している間、会場の様子を撮影して回る。
 「うーむ、なかなか盛況だなあ」
 まだ準備中だが、出店もたくさん出るようだ。
 そうこうしているうちに、時間になったらしく、スタートゲートの前で神事が始まった。
 神事には元首相の村山氏も参列している。
 僕と同じ色のゼッケンをつけているからウォーキングにも出場されるようだ。
 そして、8時15分、定刻より15分遅れで、マラソンの部がスタート。
 こう言っては何だが、42.195キロの競技マラソンではないので、参加している選手がみんなリラックスしているように見える。
 全員走ること自体が楽しみだと言わんばかりに、よい笑顔でスタートを切ったのが印象的だった。
 こういう大会は必ず成功するものだ。
 次回以降、年々規模も大きくなっていくだろう(^^
 8時45分、マラソンに続き、スロージョギングの部がスタート。
 さらに9時ちょうど、らんぼ~流も参戦のウォーキングの部がスタートした。
 写真撮影のために最後尾から出たものの、長く伸びた隊列の後ろをついて歩くのはペースが乱されて存外にしんどい。
 図々しい赤峯社員から飲料水の入ったペットボトルをザックの中に突っ込まれていたが、まあ、欲しくなれば走ってでも追いついてくるだろうということで、いつものペースで歩くことにしたw
 コースの往路は結構上り坂になっているが、登山道にくらべれば大したことはない。
 早足で歩くと、ちょうどよい負荷になる程度だ。
 9時23分、給水ポイントに到着。
 ありがたいことにポカリスエットと冷水が配られている。
 「ああ、これがあるなら、赤峯を待つ必要はなさそうだなw」
 赤峯社員を完全に放置することに決め、給水を受ける。
 9時37分、3キロ地点を通過。
 このあたり、傾斜が一番きついように感じる。
 9時54分、2回目の給水ポイントでポカリと冷水の両方をもらう。
 ポカリ単品では甘味が強すぎて飲みにくいので、冷水で薄めて飲むためだ。
 10時1分、待望の折り返し地点に到着。
 ここからようやくGPSのトラック取得を開始する。
 スタート直後は撮影の方に気を取られて、GPSの電源を入れ忘れていたのだ(^^;(注1)
 さて、復路は下り中心だから、まわりの景色がよく見える。
 気分良く歩いていたら、思いのほか、早いタイミングで赤峯社員とすれ違った。
 「ややっ、思ったより速いじゃあないか!」
 「もう、バテバテっすよ・・・」
 そう言いながらも、そこそこよいペースで進んでいる。
 この男、デカブツには違いないが、単なる脂肪太りではないので結構侮れない。
 万が一にも追いつかれたら立場がないので、さらにペースをあげるらんぼ~流であったw
 10時46分、9キロ地点を通過。
 残りはあと1キロ。
 そのまま休むことなく、10時58分にゴール。
 ゴールの瞬間、経過時間を表示した電光掲示板を横目で見ると、タイムは1時間58分20秒だった。
 ゴールラインの向こうでは参加者賞として500円分の食券とガンジー牧場のヨーグルト引換券が配られている。
 腹が減っていたので、食券を受け取ってすぐに出店を回った。
 出店には500円以上の値段を掲げている出店もあったが、ちょうど額面通りのメニューが効率がよい。
 人気の出店は予想通りラーメン屋の一風堂だったが、列に並んでまで食いたいとは思わない。
 らんぼ~流山屋の視点でぶらぶらと出店を冷やかしていると、「和らび」の牛スジ煮込みがやたらと旨そうに見えた。
 値段もジャスト500円だ。
 というわけで、牛スジ煮込み弁当をゲット。
 適当な地ベタに腰を下ろして、弁当をがっつく(^^;
 食後、赤峯社員を探して会場内を彷徨っていると、ゴールゲートの向こうから歩いてきているのが見えた。
 「うーむ、まだ、歩いていたのか・・・」
 11時16分、赤峯社員ゴールイン。
 「むう、後半、ずいぶん遅れたんだな」
 「ええ、下りがダメです、下りが・・・」
 食券を受け取ったものの何も喉を通らないということで、まんじゅうハウスの酒まんじゅう500円分をお持ち帰り(^^;
 「山岡さんは何食ったんすか?」
 「ボリュームたっぷりの牛スジ煮込み弁当だ。なかなか、うまかったぞ」
 「これだけ歩いた直後にそんなものよく食えますね・・・」
 どんなに疲れていても食えるときに食う。
 ・・・これも立派な山屋の技術なのだw
 11時30分、すでに挨拶まわりの気力もないという赤峯社員の意見を尊重して帰路に就く。
 途中、ガンジー牧場でヨーグルトをゲット(^^v
 さらに七里田温泉に立ち寄って入浴。
 バテバテの赤峯社員には悪いが、こういう週末も悪くないな・・・と、僕は思った。
  • 注1)往路は大会会場入口にある坂道を登りきったところでGPSの電源を入れたので、正確なデータを得るためにトラックの取得は復路のみで行った。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
くしふるの大地 大会本部 車載式アストロビジョンには、Ustreamでの中継の模様が流されていた
くしふるの大地 (7:13)
すでにかなりの人が集まっていた。
大会本部。
まずはバスに忘れた帽子を取りに(^^;
車載式アストロビジョンには、Ustreamでの中継の模様が流されていた。
会場には何故か馬も登場(^^; まだ準備中だが出店もたくさん並んでいた ちょい遠目から会場の全景を撮影
会場には何故か馬も登場(^^;
・・・何でもありのようだw
まだ準備中だが出店もたくさん並んでいた。ラーメンの一風堂がやたら目立つ。 ちょい遠目から会場の全景を撮影。
まだまだ人は増えそうである。
会場には見知った顔も多かった 一方、赤峯社員も大会事務局長の小山さんにご挨拶中 何と、村山元首相もウォーキングの部にエントリーしていた
会場には見知った顔も多かった。
写真は国東市議会事務所の古谷さん。
一方、赤峯社員も大会事務局長の小山さんにご挨拶中。 何と、村山元首相もウォーキングの部にエントリーしていた。
まずは神事が執り行われた 玉串奉奠 こちらは大会事務局長の小山さん
いよいよ、本番が始まるようだ。
まずは神事が執り行われた (7:44)
玉串奉奠。
神主さんに続いて、まずは村山元首相。
こちらは大会事務局長の小山さん。
うちの赤峯がお世話になっています(^^;
マラソンの部、スタート 全員、笑顔で走り始めたのが印象的 天候も順調に回復してきた
マラソンの部、スタート (8:15)
予定より15分遅れのスタートである。
全員、笑顔で走り始めたのが印象的。
競技マラソンにはない、よい光景だ(^^
天候も順調に回復してきた。
くじゅうの山並みがよく見える・・・。
次にスロージョギングの部がスタート マラソンの1位の選手がゴールイン そして、最後にウォーキングの部がスタートした
次にスロージョギングの部がスタート。
こちらも結構本気走りっぽい (8:45)
マラソンの1位の選手がゴールイン。
タイムは42分ちょい・・・ (8:57)
そして、最後にウォーキングの部がスタートした (9:00)
状況確認後、最後尾から追撃開始(^^b 歩いている最中もマラソンの部の選手に声援を送るウォーキング参加者 1キロ地点通過
ウォーキング参加者多いな・・・w
状況確認後、最後尾から追撃開始(^^b
歩いている最中もマラソンの部の選手に声援を送るウォーキング参加者。 1キロ地点通過 (9:14)
このあたりから少し歩くペースをUP。
赤峯社員の生存を確認 最初の給水ポイント 元国家元首とSPの方たちを追い抜く
赤峯社員の生存を確認 (9:22)
ペットボトル・・・どうやって渡そうか・・・。
最初の給水ポイント (9:23)
給水所はコース上に2箇所あった。
元国家元首とSPの方たちを追い抜く。
この日はご苦労様でした(^^; (9:26)
このあたりになると、ウォーキング参加者の隊列も長く伸び、かなり歩きやすい 大会の様子を撮影するカメラマンの方 3キロ地点通過
このあたりになると、ウォーキング参加者の隊列も長く伸び、かなり歩きやすい。 大会の様子を撮影するカメラマンの方。
頭につけた風車がとてもユニーク(^^
3キロ地点通過 (9:37)
往路のコースは結構傾斜が厳しい(汗
2つ目の給水ポイント 折り返し地点に到着 ここでGPSをセット
2つ目の給水ポイント (9:54)
ポカリの水割りが最高にうまいw
折り返し地点に到着 (10:01)
ここから後、復路は下り中心だ(^^
ここでGPSをセット。写真はこの日参加していた社の先輩からいただいたもの(^^
折り返し地点でのデータ 下り中心の復路は視界も広がる 赤峯社員の生存を確認
折り返し地点でのデータ。スタート時にセットし忘れたので少し数値が違っている。 下り中心の復路は視界も広がる。
何とも気持ちのよいウォーキングだ。
赤峯社員の生存を確認 (10:05)
・・・思ったより、早い邂逅であったw
6キロ地点通過 コース実測のため、復路はコース上の目印をウェイポイントに登録しながら戻る 9キロ地点通過
6キロ地点通過 (10:13)
スタッフさん、ここの看板違ってます(^^;
コース実測のため、復路はコース上の目印をウェイポイントに登録しながら戻る。 9キロ地点通過 (10:46)
・・・残りあと1キロである。
くしふるの大地入口 らんぼ~流、ゴールイン ゴールの後、500円分の食券とガンジー牧場のヨーグルト引換券をいただいた
くしふるの大地入口 (10:50)
ようやく、ゴールが見えてきた(^^;
らんぼ~流、ゴールイン (10:58)
タイムは1時間58分20秒くらいw
ゴールの後、500円分の食券とガンジー牧場のヨーグルト引換券をいただいた。
さっそく食券を使って昼食 ボリューム満点の牛スジ煮込み弁当 メシの前にGPSの電源を切り忘れていることに気づく
さっそく食券を使って昼食。らんぼ~流は「和らび」の牛スジ煮込み弁当を選んだ。 ボリューム満点の牛スジ煮込み弁当。
ネギもたっぷりのせていただいた(^^
メシの前にGPSの電源を切り忘れていることに気づく。データの補正面倒だ><;
赤峯社員、ゴールイン 大分に戻る途中、ガンジー牧場に立ち寄ってヨーグルトをゲット(^^v さらに七里田温泉に立ち寄って入浴
赤峯社員、ゴールイン (11:16)
・・・昼メシを食う気力もないようだ(汗
大分に戻る途中、ガンジー牧場に立ち寄ってヨーグルトをゲット(^^v (12:35) さらに七里田温泉に立ち寄って入浴。
こういう週末も悪くない(^^ (12:55)
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