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釈迦岳・御前岳、渡神岳 (登山口~釈迦岳~御前岳、椿ヶ鼻HP~渡神岳 2011.10.10)

 このサイトを開設して今年の冬で丸4年になる。
 生来の飽きっぽい性格にしてはずいぶん長続きしているものだと、自分でも驚いていたりする。
 その間、初見の山にもずいぶんと登ってきたが、それでもまだ県内だけみても相当の数の未踏峰が残っている。
 そんな中、ひょんなことから津江三山に登る機会を得た(→行動記録特別編2011年10月記事参照)。
 津江三山とは日田市にある釈迦岳、御前岳(権現岳)、渡神岳の総称で、その3峰ともらんぼ~流にとってはまだ登ったことのない未踏峰である。
 「こいつはどうでもまとめてやっつけておかねばならんな・・・」
 そんな思いを胸に、ついにその日がやってきた ――
標高1231メートルの釈迦岳山頂
■釈迦岳・御前岳
工藤隊員、11ヶ月ぶりの参戦!

 ―― 山行当日。
 前夜、社の同僚と宿泊していた鯛生家族旅行村を9時3分に出発。
 アタック2日前に急遽「僕も同行します」宣言をした工藤隊員とは椿ヶ鼻ハイランドパークで待ち合わせている。
 10時30分、椿ヶ鼻ハイランドパークに到着。
 すでに到着していた工藤隊員と合流し、釈迦岳登山口へ移動。
 釈迦岳への取付きは椿ヶ鼻ハイランドパークのすぐそばにもあるのだが、山歩きとしては車で林道を数分走ったところにある縦走路の入口から登るのがよいだろう。
 10時51分、登山口より行軍開始。
 旧前津江村の奥地にある山にしてはトレイルはとてもよく整備されているが、いかんせん、登り始めから結構な急坂だ。
 「足痛い・・・腰痛い・・・」
 出発早々、工藤隊員の口からはいつになく弱気の言葉が漏れてくる。
 話を聞くと、前日は実家に戻って稲刈りを手伝っていたらしい。
 それに対して、ここのところ、らんぼ~流は思うところあって毎日5キロほどウォーキングをしていたりする。(注1)
 「う~む、こっちはやたらと余裕なんだが、これもトレーニングの成果か?」
 マラソンオタクの工藤隊員にはいつも体力の差を痛感させられているので、この状況は何気にうれしいw
 11時22分、釈迦岳山頂に到着。
 この後まだ2つの山が残っているので、少し息を整えただけで再起動。
 縦走路を先に進み、御前岳に向かう。
 「ぐは、何だ、この下りは・・・」
 釈迦岳から御前岳に延びる稜線上の尾根道は思わず声が出るほどの急峻な下り坂で始まっていた。
 両手にストックを持っていては下れないほどの急坂だ。
 「ちょい、先に行ってて」
 念のため、工藤隊員を先行させ、十分に間をあけてから下る。
 邪魔なストックは本日デビューさせたばかりのケストレル48の専用アタッチメントに収納済みだ。
 「相当に高度を失ったな・・・」
 ようやく平坦な尾根道に出て先を見ると、次攻略目標の御前岳の山頂は目線のかなり上にある(^^;
 尾根続きの最初の2山はセットで1つと考えていたのだが、どうやら今日は本当に3つの山をまともに登るはめになりそうだ。
 それでも案ずるより産むが易しというか何というか、休息をとることなく歩き続けていると、案外早く御前岳の直下まで辿り着くことができた。
 山頂直下の登りはそれなりの角度だが、それも長くは続かない。
 水場への分岐を無視して、12時22分、御前岳山頂に到着。
 工藤隊員同行登山お約束の山頂ビールとカップヌードルで昼食タイム。
 御前岳の山頂からは直接林道へ下るルートも延びている。
 GPSの地図から予想すると、林道まで下った後、車を停めている場所までは4キロほど歩かなければならないが、もう一度あの急登を越えて釈迦岳経由で下るのは骨が折れるので、復路はこちらのルートをとることにする。
 13時5分、下山開始。
 林道まで一気に下っているので、こちらのルートも急坂の連続だ。
 13時40分、林道に合流。
 それから延々と林道を歩き、駐車地点に戻ったのは14時33分であった。
  • 注1)先日、ロナウジーニョ太郎氏と同行登山(→2011年8月記事)をした折、普段のトレーニングなしには山に登れなくなっていることを痛感。・・・ったく、歳はとりたくないものだ(^^;
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
鯛生家族旅行村より出撃 道の駅「鯛生金山」で土産物を購入後、椿ヶ鼻ハイランドパークへ 椿ヶ鼻ハイランドパークにて工藤隊員と合流
鯛生家族旅行村より出撃 (9:03)
前夜は社の同僚とここのケビンで宿泊。
道の駅「鯛生金山」で土産物を購入後、椿ヶ鼻ハイランドパークへ (10:30) 椿ヶ鼻ハイランドパークにて工藤隊員と合流。実に11ヶ月ぶりの登場だ(^^;
車で釈迦岳登山口に移動 日田の奥地なだけにマイナーな山かと思っていたが、登山道の状態は悪くない この日、健脚を誇る工藤隊員はお疲れ気味
車で釈迦岳登山口に移動。
素早く準備を整え、行軍開始 (10:51)
日田の奥地なだけにマイナーな山かと思っていたが、登山道の状態は悪くない。 この日、健脚を誇る工藤隊員はお疲れ気味。前日の農作業が響いているらしい。
野犬ラッシーとエンカウンター! 登山道の途中で見かけた道標 山頂直下の急登に息をつく工藤隊員
野犬ラッシーとエンカウンター!
ちくしょう、可愛いじゃねえか・・・w
登山道の途中で見かけた道標。
とてもよく整備されたトレイルだ(^^
山頂直下の急登に息をつく工藤隊員。仲間がバテると心に余裕が生まれる(^^
山頂手前にある分岐点 分岐を無視して山頂へ 山頂には一等三角点が設けられていた
山頂手前にある分岐点 (11:19)
すぐそばに展望台があるようだ。
分岐を無視して山頂へ (11:22)
山名通り、お釈迦様がいらっしゃった。
山頂には一等三角点が設けられていた。道理で眺めがよいはずだ。
小休止後、再起動 激しい下りの後、鞍部を歩く 御前岳山頂直下にある分岐
小休止後、再起動 (11:31)
次は御前岳を目指す。
激しい下りの後、鞍部を歩く。
相当に高度を失った・・・。
御前岳山頂直下にある分岐 (12:20)
未確認だが、そばに湧水があるらしい。
御前岳山頂に到着 例によって、山頂ビールw 昼食はシンプルにカップヌードル
御前岳山頂に到着 (12:22)
ここも展望のよい場所だ。
例によって、山頂ビールw
工藤隊員同行登山のお約束である。
昼食はシンプルにカップヌードル。
腹減った・・・w
微妙な同定だが、多分、ノコンギク(^^; 次に花の形が特徴的なツリフネソウ ミヤマママコナ
ここで花の写真をまとめて見る。
微妙な同定だが、多分、ノコンギク(^^;
次に花の形が特徴的なツリフネソウ。
この山域にはやたらと多く見られた。
ミヤマママコナ。
少し時期が遅いので萎れている。
ハバヤマボクチの蕾 コクワガタを発見! 昼食後、下山開始
ハバヤマボクチの蕾。
綺麗にくも毛で覆われている。
花ではないけど、コクワガタを発見!
ガキの頃なら連れて帰っていただろうw
昼食後、下山開始 (13:05)
復路は直接林道に降りるコースで。
こちらのコースも明瞭でわかりやすい道だが、角度がきつい 林道に合流 緩やかなアップダウンが続く林道
こちらのコースも明瞭でわかりやすい道だが、角度がきつい。 林道に合流 (13:40)
ここから登山口まで林道を歩く。
緩やかなアップダウンが続く林道。
こういう道を歩くのもなかなか楽しい(^^
舗装路に合流するとゴールは近い 登山口へ帰還 椿ヶ鼻ハイランドパークで別れた後、いつものようにソロで渡神岳に向かう
舗装路に合流するとゴールは近い。
途中にはショートカットも存在する。
登山口へ帰還 (14:33)
微妙な時間だが、次は渡神岳を目指す。
この日、工藤隊員はここで打ち止め。
椿ヶ鼻ハイランドパークで別れた後、いつものようにソロで渡神岳に向かう。
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■BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) トレイルショック コンパクト■
トレッキングステッキのメーカーといえばまずLEKI(レキ)が浮かぶが、クライミング用品から出発したメーカーであるブラックダイヤモンドの製品も品質の面では信頼がおける。特にこのモデルは価格がこなれていることから人気が高い。らんぼ~流が選ぶからには当然アルミ素材&衝撃吸収システムを搭載している。

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渡神岳から下山中、急激に体調が悪化。身体が痺れて動けなくなり、人生で初めて警察に救助要請した
■渡神岳
関係者の皆様に感謝とお詫びを・・・

 さて、残るは渡神岳1座である。
 「もう今日はやめときます」と賢明な判断をした工藤隊員と椿ヶ鼻ハイランドパークで別れ、登山口に向かう。
 渡神岳の登山口はいくつかあるようだが、時間も15時近くなっていたので直近の登山口を選んだ。
 あらかじめGPSに登録したルートの取付きとはちょい異なるが、方角的におそらく山中で合流するような感じだ。
 「・・・とにかく行ってみるか」
 僕は登山口に車を停めると、手早く準備をして歩き始めた。
 時刻は14時58分。
 「やけによい道だな・・・」
 幅の広いトレイルにははっきりと轍の跡も残っていて、前の2座の縦走路にくらべるとハイキングのような道行きだ。
 しばらく歩き続けると、思った通りGPSのルートと合流した。
 これでルートの不安はなくなった。
 あとは日没までに戻れるかだが、48リッターのケストレルの中にはヘッドライトはもちろんツエルトやシュラフも入っている。
 やたらと大仰な装備だが、ビバーク演習を重ねた末に至ったアイテムセレクトだ。
 「まあ、最後の最後はビバークすればいいさ・・・」
 しかし、お遊びの演習と違って、予定外のビバークには装備ではなく覚悟という名の心の準備も必要だ。
 そのときの僕はそんな心の準備が出来ていないのにも関わらず、そう呟いて一人強がってみせた。
 15時14分、地蔵様峠を通過。
 この辺から道の状態が少しずつ悪くなっていく。
 おまけに渡神岳の山頂まではまだ2つほどピークを越えて行かないとならないようだ。
 日没時刻までに下山するためのタイムリミットも近づいている。
 「でも、ここまで来て引き返せるもんか・・・」
 初見の山をヘッドライトで歩くのはやはり不安だが、僕は山頂まで歩くことに決めた。
 しかし、その決断には、やはり覚悟が欠けていた。
 (もしかしたら、ぎりぎりで間に合うかも・・・早く早く・・・少しでも早く・・・)
 僕は心の中でそう繰り返しながら、いつにないペースでとばしていた。
 しばらく前からトレーニングも始めていることで体力的には若干自信も取り戻しつつあったのが逆に災いした。
 荒い息をつきながら、休息なしでひたすらとばして歩き続けた。
 15時57分、渡神岳の主尾根に合流。
 「はあはあ・・・ここからが最後の急登か・・・」
 普段なら間違いなく一息入れるところだが、「本当に息が続かなくなったら休めばいいさ」とばかりにそのまま急坂に取り付いた。
 だが、最後の登りはさすがに難敵だった。
 見上げるような登り坂に加え、朽ちかけた木段からは錆びた鉄釘が嫌らしい角度で突き出ている。
 下手に力を入れると痙りそうになるふくらはぎに気を使いながら慎重に、しかし、休むことなく足を運んだ。
 16時19分、その甲斐あって、渡神岳山頂に到着。
 「やっと、つ・・・いたか・・・」
 激しい運動をしたせいか、少し頭痛がしていたが、休んでいる時間はない。
 バックパックから三脚を取り出し、息も絶え絶えのまま記念撮影をする。
 「よ・・・し、これで・・・終了だな・・・」
 荒い息は全然治まっていなかったが、急き立てられるように下山開始。
 これだけ坂が急だと下りも気が抜けない。
 転ばないように足元に気を使いながら慎重に下る。
 ―― そして、主尾根の分岐を過ぎ、ようやく坂道が緩やかになってきた頃だった。
 「あれ・・・?」
 僕は両の脇腹の上、肋骨のあたりに軽い痺れを感じた。
 この不快な感覚には覚えがあった。
 2年前の正月に強行した第2回冬季ビバーク演習(→2010年1月記事)の復路で感じた身体の異常と全く同じだ。
 あのときは運良く逃げ込んだ久住避難小屋で他の登山者の気遣いを受けて回復したが、今回は誰もそばにいない。
 「くそ、参ったな・・・」
 この後の行動をどうするか迷いながら少しペースを落として歩いているうちに、痺れはますますひどくなっていった。
 「しゃあない、ここで大休止だ」
 僕は日没までの下山を完全にあきらめ、バックパックを放り出して腰を下ろした。
 まあ、あのときも休んでいればやがて痺れは治まったのだ。
 今回も30分ばかり休めば直るだろう・・・。
 そう覚悟を決めて、バックパックからヘッドライトを取り出して夜の行軍に備えた。
 しかし、そんな僕の考えとは裏腹に症状はさらに悪化の一途を辿った。
 すでに両顎の下から頬まで歯科医で麻酔薬を打たれたときのように痺れた感覚が広がっている。
 「これはさすがにやばい・・・」
 そう声に出して呟いたのと同時に衝撃が走った。
 舌がもつれて呂律が回らなくなっていたのだった。
 僕の中で急速に不安が膨れ上がった。
 いや、不安というよりはそれは絶望に近かった。
 (こいつは・・・もしかして脳梗塞というやつじゃないのか・・・)
 そう意識した瞬間、頭の中がカッと熱くなった。
 何となく意識も混濁し始めているような気がした。
 寒くはなかったが、このまま意識を失って倒れれば凍死の危険もある。
 呂律の回らない舌で家族への謝罪の言葉を口にしながら、バックパックから防寒着を出して着込んだ。
 ツエルトも出して羽織りたかったが、そんな時間の余裕はない。
 意識があるうちに警察に通報する方が先だ。
 そう考えて、バックパックのトップポケットからスマホを取り出そうとした僕を再び驚愕が襲った。
 両手の手首から五指までがまるで鉤爪のように不気味な形に曲がっていた。
 「くそっ、くそっ・・・どうなってるんだ・・・」
 さらに悪いことに、スマホの画面には圏外と表示されている。
 「ええい、尾根まで出るしかねえのか・・・」
 上半身は麻痺していたが、ありがたいことに足はまだ動く。
 僕はエビのように腰を曲げたまま、斜面を這い上がった。
 心の支えとなっている装備が詰まったバックパックから離れるのは気が進まなかったが、もはやそんなことを問題にしている場合ではなかった。
 すでに夕闇が迫っている。
 とにかく誰かにこの状況を知らせないと、誰かがここを通りかかるのは早くても明日の昼だ。
 運が良いことに3分ほど坂を上ると、スマホの画面表示にアンテナが1本立った。
 110にかける段階になって、大事になることに少し躊躇したが、命には代えられない。
 ・・・僕はここで初めて自分の甘さに思い至ったのだった。
 一瞬おいて、覚悟を決め、生まれて初めて警察に救助要請の通報をした。
 (ああ、俺は本当に遭難してしまったんだなあ・・・)
 スマホの画面に表示された緊急通報番号という文字と赤地に白十字の救急マークを見て、僕はそう思った。
 それからの警察とのやりとりを事細に書くと、相当の長さになってしまうのでここでは割愛する。
 いつか機会があればまとめてみようと思う。
 遭難場所や状況など警察とのやりとりを20分ほど続けているうちに、次第に痺れは消え始めた。
 「もしもし、少し体調が回復してきたのでゆっくりと下山してもよいですか?」
 僕はすでに救助に出動しているという日田警察署の方にそう願い出た。
 日田の市街地から椿ヶ鼻ハイランドパークそばの登山口へは約1時間、それから僕のいる場所まではやはり1時間以上かかるだろう。
 となると、うまく救助されても病院へは4時間以上かかる計算になる。
 そのときの僕は完全に脳梗塞あたりの病気を疑っていたので、少しでも早く登山口に近づきたかったのだ。
 許可をいただいておっかなびっくり歩き始めると、さらに少しずつ体調が戻ってきた。
 途中、電波の通じるところで何度か警察の方と連絡を取り合い、身体の調子と登山口までの残り距離を報告した。
 「わかりました。気をつけて下山してください。それから、下山してもパトカーが着くまで登山口から動かないように」
 いったん通報したからには事情聴取とかがあるのだろう。
 18時2分、自力で下山。
 下山後、5分ほどでパトカーの赤いランプが見えてきた。
 駆けつけてくださった警察官は僕の装備を見てさして単独行を諫めるでもなく体調を気遣ってくれた。
 その後、その場で住所確認等簡単な事情聴取を受け、少し車の中で寝てから帰るようにと諭された。
 大分市までの帰り道、いつ身体の痺れが再発するかビクビクしながら運転。
 明日はどうでもかかりつけの病院を訪ねよう・・・。
■後日談(渡神岳遭難2日後、大分市内の医療機関にて)  >>>開く

(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
渡神岳登山口 行軍開始 緩やかなトレイルを進むと、遠くに渡神岳の山頂が見えてきた
渡神岳登山口 (14:56)
椿ヶ鼻HPのすぐそばにある。
行軍開始 (14:58)
とりあえず行けるところまで歩いてみる。
緩やかなトレイルを進むと、遠くに渡神岳の山頂が見えてきた (15:12)
地蔵様峠を通過 作業車の轍がわずかに認められるが、道は少しずつ藪が深くなっていく まだまだ先は長そうだ
地蔵様峠を通過 (15:14)
もう少しだけ、先に進んでみるか・・・。
作業車の轍がわずかに認められるが、道は少しずつ藪が深くなっていく。 まだまだ先は長そうだ。写真は「渡神岳」と書かれた道標のある場所 (15:29)
ルートは全体的にアップダウンが激しい 「シオジ林」と書かれた道標 渡神岳の主稜線に出る
ルートは全体的にアップダウンが激しい。復路も案外時間がかかりそうだ・・・。 「シオジ林」と書かれた道標 (15:52)
ここまで来たら、最後まで行くか(^^;
渡神岳の主稜線に出る (15:57)
写真は稜線との合流ポイント。
山頂直下は急登の連続 渡神岳山頂 山頂には石立峠方面に下りるコースも存在する
山頂直下は急登の連続 (16:14)
陽が傾いているから、気ばかり焦る。
渡神岳山頂 (16:19)
荒い息をつきながら記念撮影(^^;
山頂には石立峠方面に下りるコースも存在する。なかなか開拓された山域だ。
下山中、急激に体調が悪化 日没までの下山は諦め、ライトを出す。以降、記録撮影する余裕さえ失った。 救助要請の通信記録(後日撮影)
下山中、急激に体調が悪化 (16:47)
バックパックを下ろして大休止を決意。
日没までの下山は諦め、ライトを出す。以降、記録撮影する余裕さえ失った。 救助要請の通信記録(後日撮影)
097以下の番号は大分県警通信部。
救助要請後、少し体調が回復してきたので下山許可をいただき再起動 暗くなってきたのでヘッドライトを点灯 登山口に自力下山
救助要請後、少し体調が回復してきたので下山許可をいただき再起動 (17:20) 暗くなってきたのでヘッドライトを点灯。
何とか自力下山したいが・・・。
登山口に自力下山 (18:02)
この後、登山口にて日田市警察署の方を待ち、ご迷惑をかけたことを謝罪した。
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
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三俣山・坊ガツル (長者原~すがもり越~三俣山~坊ガツル~長者原 2011.10.16)
くじゅうの峰々に囲まれて飲む生ビールの味は格別であった(^^  ―― 10月第3週の日曜日。
 今日は先月初登山に同行したロナウジーニョ太郎氏と再び一緒に登る約束をしていた日だ。
 太郎氏、どうやら山の魅力に取り憑かれつつあるらしい。
 「でも、次の日から出張だからきついところは勘弁な」
 そう言う太郎氏の希望で今回は長者原~坊ガツル間をのんびり歩こうということに決まった。
 かくいうらんぼ~流もこの月曜日に遭難騒ぎを起こしたばかりなので、リハビリを兼ねた復帰戦にはちょうどよい。
 7時56分、長者原に現地集合。
 「それじゃあ、坊ガツルまで行ってビールでも飲みましょうか」
 挨拶もおざなりに、法華院温泉山荘で生ビールを飲むことを主たる目的と定めて行軍開始。
 「さて、行きはスガモリ越ルートでいきましょう」
 歩き慣れたルートのピストンはさすがに面白味に欠けるので、復路は雨ガ池経由をとる算段だ。
 それにスガモリ越の途中には三俣山への取付きがある。
 気分が乗ればそこから三俣山に登ることもできるが、下山時に寄り道はまず考えられないw
 やはり、元気のあるうちに登りの多いルートをやっておくべきだろう。
 9時23分、硫黄山道路を登りきり、スガモリ小屋に到着。
 「で、どうしますか?ここが三俣の取付きですが、行ってみますか?」
 そう、太郎氏に訊いてみると、「行く」との返事。
 「それにしても涼しいですね・・・」
 この時期、山の中を吹き抜ける風は下界では考えられないほど冷涼だ。
 レインウェアを防寒着代わりに羽織って、三俣山の急登にアタックを開始する。
 9時58分、三俣山西峰に到着。
 「やあ、これは綺麗だ」
 山頂付近の紅葉はすでに十分すぎるほど色付いている。
 「ここからではまだ見えませんが、三俣の紅葉の見せ場は本峰から見える大鍋と呼ばれる窪地の中ですよ」
 そう解説しつつ、引き続き、本峰山頂へ移動。
 時刻は10時25分。
 予想通り、大鍋の中の紅葉はちょうど盛りを迎えていた。
 「おおお・・・これは見事だ」
 今年は例年より若干色が浅いような感じを受けるが、それでもこのような紅葉は下界ではまず見られない。
 初めて目にする太郎氏にとっては感動モノだろう。
 山肌を染める極彩色の紅葉を十分に堪能した後、下山開始。
 目的地の坊ガツルに出るには北峰を廻って雨ガ池方面に下りる手もあるが、現在、三俣山~雨ガ池ルートは植生保護のため通行規制がされているはずだ。
 ここは素直にスガモリ越に戻るべきだろう。
 11時16分、スガモリ小屋に到着。
 次は北千里ガ浜を抜けて、法華院温泉山荘を目指す。
 「いやあ、それにしても道の様子が目まぐるしく変わるなあ・・・」
 北千里ガ浜の柔らかな砂地の上を歩きながら太郎氏が言った。
 「ああ、たしかにそうですね。一番最初にアスファルトの舗装道、次に歩きにくいガレ場ときて、この砂地ですから。さらに帰りは林の中の道ですよ」
 太郎氏が気づいたようにこの周回コースは変化に富んでいてなかなか面白いかも知れない。
 12時ちょうど、法華院温泉山荘に到着。
 すかさず、生ビールを購入して乾杯をする。
 同時にお楽しみの昼食タイム。
 昼食を終え、通い慣れた坊ガツルキャンプ場を太郎氏に見せ終えると、いよいよ長者原に向けて帰還開始だ。
 復路は予定通り雨ガ池コースをとる。
 前日まで天候はよくなかったはずだが、想像したほど道の状態も悪くはない。
 14時14分、雨ガ池を通過。
 長者原に下山したのは15時9分であった。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
長者原駐車場に到着 行軍開始 ショートカットへの入口
長者原駐車場に到着 (7:56)
この時期、朝の空気は十分に冷たい。
行軍開始 (8:04)
往路はスガモリ越経由で行くことに。
ショートカットへの入口 (8:33)
今回はそのまま硫黄山道路を歩く。
ショートカットとの合流点 硫黄山道路を黙々と歩く太郎氏 スガモリ越に至るガレ場に突入
ショートカットとの合流点 (8:58)
登りだと時間的に大差ないな・・・(^^;
硫黄山道路を黙々と歩く太郎氏。
延々と続く舗装路に拍子抜けの様子。
スガモリ越に至るガレ場に突入 (9:07)
このコース、ここからが本番です・・・。
スガモリ小屋に到着 三俣山の急登を行く 三俣山西峰山頂に到着
スガモリ小屋に到着 (9:23)
小休止後、三俣山に寄り道することに。
三俣山の急登を行く。
すでに小屋がマッチ箱のように見える。
三俣山西峰山頂に到着 (9:58)
標高は1678メートル。
西峰山頂から見た硫黄山の噴煙 そのまま三俣山の本峰を目指す 標高の高いところでは紅葉が盛りを迎えていた
西峰山頂から見た硫黄山の噴煙。
今日はかなり風が強い。
そのまま三俣山の本峰を目指す。
写真は西峰を振り返って見たところ。
標高の高いところでは紅葉が盛りを迎えていた。これは鍋の中が楽しみだ。
三俣山本峰山頂に到着 本峰山頂から見た大鍋の内部 スガモリ小屋へ帰還
三俣山本峰山頂に到着 (10:25)
標高は1744.7メートル。
本峰山頂から見た大鍋の内部。
見事なまでの紅葉である(^^
スガモリ小屋へ帰還 (11:16)
次は本命の坊ガツルを目指す。
北千里ガ浜を歩く 北千里ガ浜終点から法華院温泉山荘へ下る 法華院温泉山荘に到着
北千里ガ浜を歩く。
柔らかな砂地はとても歩きやすい。
北千里ガ浜終点から法華院温泉山荘へ下る。写真中央に小さく山荘が見える。 法華院温泉山荘に到着 (12:00)
さて、ビールをいただくとしましょう(^^
お楽しみの昼食タイム 坊ガツルキャンプ場を見学 のんびりと珈琲タイムを楽しんだ後、坊ガツルを出発
お楽しみの昼食タイム (12:05)
その前に生ビール(700円)で乾杯だ(^^
坊ガツルキャンプ場を見学 (12:42)
太郎氏、次回はテント泊でしょうか?w
のんびりと珈琲タイムを楽しんだ後、坊ガツルを出発 (13:21)
復路は雨ガ池経由で長者原に戻る 雨ガ池を通過 長者原に到着
復路は雨ガ池経由で長者原に戻る。
林の中を歩くのは気持ちがよい(^^
雨ガ池を通過 (14:14)
太郎氏、携帯のカメラで撮影中。
長者原に到着 (15:09)
今回は軽めと言いながら、結構な距離を歩いてしまった(^^;
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■deuter(ドイター) フューチュラ32■
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■CASIO(カシオ) PROTREK(プロトレック)PRG-110CJ-1JF■
山では時を知ることは太陽を味方につけることと同義である。行動計画の管理、撤退やビバークのタイミングを決断するのに絶対に必要なアイテムだ。選ぶポイントとしては電池の交換で機密性が失われないようにタフソーラー駆動であること。あとは予算と相談だ。方角や高度計測などの機能がついた時計は持っていて楽しいが、そのあたりは別途ハンディGPSにまかせてもよい。
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