らんぼ~流 山屋の視点
サイトマップ らんぼ~流イチ押しの厳選アイテムショップ
画像投稿掲示板
平成23年度やまがっ子社会体験塾久住登山同行(牧ノ戸~久住避難小屋~久住山 2011.7.17)
平成23年度やまがっ子社会体験塾久住登山(2011.7.17)  梅雨も盛りの6月某日――
 その日かかってきた1本の電話によって僕の心の平穏は破られた。
 「もしもし、らんぼ~流の山岡さんですか? こちら、杵築市山香中央公民館の阿部です・・・」
 「―― いいえ、違います」
 僕は電話をとったことを半ば後悔しながら、そう応じた。
 この時期、阿部さんから連絡があるとすれば、もう「あれ」しかない。
 昨年の7月に講師として引きずり出された自然体験塾の同行登山である。
 「もう、覚悟はできておられると思いますが、実はまた講師として・・・」
 阿部さんは少し申し訳なさそうに、しかし、間違いなく笑いを含んだ声で言った。
 「あ、阿部さん、去年も言いましたが、僕は子供が苦手なんです。ていうか、最近では老若男女すべてが苦手です。もう完全に人間不信のかたまりなんです」
 「なるほど、それは大変ですね。・・・でもまあ、今回もそういうことですので、よろしくお願いします」
 僕の支離滅裂な言い訳などどこ吹く風と受け流すと、阿部さんはそう言って電話を切った――
 
 さて、覚悟を決めた同行当日(^^;
 前回もあまりよい天気とはいえなかったが、今日は昨年にまして天候の方が思わしくなかった。
 すでに大分市を出発する前から小雨がぱらついているのだ。
 杵築市山香の方でも同じような空模様らしく、出発前、7時を回ってすぐに、阿部さんから天候相談の電話が入った。
 「予報ではぎりぎり大丈夫そうですが、この感じだと当然雨に降られるものと思ってかからないとだめでしょうね」
 「やはり、そうですか・・・」
 やりとりの中でいくつか代替のプランも検討されたが、とりあえず現地まで行ってみようということで話はまとまった。
 こうなれば出たとこ勝負だ。
 予定通り、8時前に自宅を出発。
 登山口の牧ノ戸に向かう間も、雨は降ったり止んだりを繰り返している。
 「こりゃあ、さすがに無理かなあ・・・」
 きちんとしたアウトドア用のレインウェアを着ていればこの程度の雨など何ほどのこともないが、体験登山の参加者のほとんどがそうした雨具は準備してなかろう。
 九州の夏山とはいえ、くじゅうの上の方は天候次第で凍えるような寒さに見舞われることも珍しくはない。
 まして、参加者の大半は小学校低学年だ。
 装備がなければ、中止せざるを得まい。
 僕はそう思いながら、一路、牧ノ戸峠へと車を走らせた。
 しかし、あれほど分厚かった雲が瀬ノ本の交差点を越えたところで見事に切れた。
 切れ間からのぞく青空はまさしく夏の色をしている。
 「うーん、わかんないもんだなあ・・・」
 まあ、これならそれなりの場所まで行けるだろう。
 9時25分、登山口のある牧ノ戸峠に到着。
 現地の駐車場はすでに登山客の車で溢れかえり、峠からかなり下ったところの路肩に駐車せざるを得ない状態だ。
 煮え切らない天気の割には予想以上に人出が多い。
 「まあ、このところ、雨の週末がずっと続いていたからなあ・・・」
 禁断症状を起こした山屋が居ても立ってもおれなくなったに違いない。
 適当な場所に車をとめ、峠の駐車場まで歩いていくと、ちょうど体験塾の参加者を乗せた杵築市のバスも到着していた。
 僕は目聡くスタッフの阿部さんを見つけると、これからの予定を簡単に打ち合わせた。
 結果、当初の予定通り、目的地の久住避難小屋まで向かって歩こうということになった。
 もちろん、天候が急変すれば、その場で状況を見て引き返すという条件付きだ。
 今年は児童の数が増えていることに加えて、一人一人に保護者も同伴するということなので、参加者は去年に倍する人数に膨れ上がっている。
 用心することに越したことはない。
 さて、行程が決まれば、あとはらんぼ~流が最も苦手な挨拶タイムだ。
 「では、みなさん、去年と同じように今年も登山の講師として山岡先生に来ていただきました」
 班毎に列を作った子どもたちの前で阿部さんがそう紹介してくれる。
 昨年はここで講師らしく登山の注意点とかマナーを簡単に説明してくださいというリクエストがあったのだが、今回は自己紹介だけで放免された。
 もしかしたら、昨年、よほど酷いことを口走ったのかも知れない(汗
 9時43分、牧ノ戸登山口より行軍開始。
 スタートしてすぐ、沓掛山の舗装された坂道に苦労させられるものの、ここを越えれば目的地の久住避難小屋まで大したアップダウンはない。
 山頂は踏めないが、子ども連れの体験登山にはちょうどよい行程だろう。
 コース前半は焼け付くような日差しがきつかったが、星生山への分岐あたりからガスがかかってきた。
 濃いガスの中、細かな水粒でたちまち着衣が濡れていったが、参加者の中に特に混乱は生じない。
 「うむ、この部隊の練度なら最後まで行けるかな・・・」
 僕はスタッフの阿部さんと相談しながら、途中で引き返すというオプションを捨てて、予定通り目的地まで行くことにした。
 11時43分、久住避難小屋前の広場に到着。
 ガスはますます濃くなって、久住山の姿は望むべくもないが、これでひとまずは目的を果たしたことになる。
 さて、去年のスタイルだとここで楽しい昼食タイムへと移るのだが、今年は希望者を募ってここからさらに久住山の山頂まで行くことになっていた。
 まあ、この悪条件の中、まさか希望する子どもはいないだろうと思っていたら、何と4人の有志が名乗りをあげた。
 山香の子どもたち、なかなかやるものである(^^
 早速、子どもの数と同数のスタッフに同行を依頼し、山頂を目指す。
 ここから先の斜面はこれまでの緩やかな角度とはわけが違う。
 また、稜線に出れば、風雨をまともに食らうことになるので体感気温もぐっと下がってくる。
 それでも、1人の落伍者も出ることなく、久住山頂に到着。
 時刻は12時18分。
 残念ながら全く視界はきかないが、参加した子どもたちの顔には何か達成感のようなものが滲み出ていた。
 せっかくなので、寒さで震えながら山頂で昼食(^^;
 昼食後、山頂で登頂記念の写真撮影をしてから下山開始。
 下りは上りより転倒など事故が起こりやすい。
 特に子どもの歩幅では何でもないガレ場も足運びに注意を要する難所となる。
 子どもらしい素直さで直線的に坂を下ろうとする子には坂をジグザクに歩くよう指導しつつ、本隊の待つ久住避難小屋へ向かう。
 12時33分、久住避難小屋へ到着。
 そこで一度、班毎に並んで人数を確認してから再起動。
 牧ノ戸登山口には15時5分に下山。
 展望には恵まれなかったが、本格的な雨に見舞われることもなく無事に体験登山を終えた。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
牧ノ戸峠付近の路上に駐車 牧ノ戸登山口に到着 カウンターもいろいろ充実している
牧ノ戸峠付近の路上に駐車 (9:25)
天気は悪いのに駐車場は満杯だった。
牧ノ戸登山口に到着 (9:36)
新しいレストハウスが完成していた(^^
カウンターもいろいろ充実している。
帰りに何か買おう・・・。
やまがっ子社会体験塾の児童を乗せた杵築市のバスもちょうど到着していた 体験塾のみなさんと合流 行軍開始
やまがっ子社会体験塾の児童を乗せた杵築市のバスもちょうど到着していた。 体験塾のみなさんと合流 (9:40)
参加者は引率者を入れて60人近い。
行軍開始 (9:43)
今回は全員、保護者と一緒に歩く(^^
沓掛山の舗装された坂道を登る 沓掛山の肩の部分で小休止 はしごのある沓掛山の下り
沓掛山の舗装された坂道を登る。
初っ端のここが一番きついところだ。
沓掛山の肩の部分で小休止 (9:57)
写真はすでに放心状態の阿部さん(^^
はしごのある沓掛山の下り。
隊列が長く伸びたので、いったん停止。
行程前半は日差しが強かった 星生崎の下部あたりから天候が悪化 久住避難小屋前のガレ場を下る
行程前半は日差しが強かった。
スタッフが水分補給を呼びかける。
星生崎の下部あたりから天候が悪化。
気温も急激に低下した (11:35)
久住避難小屋前のガレ場を下る。
視界が悪く、久住本峰は見えない(^^;
久住避難小屋前に到着 今回は有志の参加者が山頂まで登る 久住本峰への道のり
久住避難小屋前に到着 (11:43)
この後、本隊はここで昼食をとる。
今回は有志の参加者が山頂まで登る。
子供たちのうち4人が名乗りをあげた(^^
久住本峰への道のり。今までとは比較にならないほどの強い風が行く手を遮る。
山頂まであと少し 久住山頂に到着 せっかくなので山頂で昼食をとる
山頂まであと少し。
吹きつける強風に雨粒が混ざる。
久住山頂に到着 (12:18)
写真は登頂を果たした8人の参加者(^^
せっかくなので山頂で昼食をとる。
よい思い出になればよいが・・・(^^;
避難小屋前で本隊と合流 最後の難所の沓掛山の急坂に挑む 牧ノ戸に下山
山頂より下山開始 (12:33)
避難小屋前で本隊と合流 (13:03)
最後の難所の沓掛山の急坂に挑む。
ここを越えればゴールは近い (14:28)
牧ノ戸に下山 (15:05)
今年の自然体験登山も事故もなく無事に終えることができた(^^
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■モンベル(montbell) ストームクルーザー ジャケット■
国内アウトドア総合メーカー、モンベルが誇る全天候型のジャケット。防水性はもちろんのこと、動きやすさや着脱のしやすさなど、悪天候下でも快適に行動するための配慮がすみずみにまで行き届いている。ウインドブレーカーや防寒着としても活躍する汎用性の高いモデル。

ご購入はこちらから >>>  

-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■モンベル(montbell) ストームクルーザー パンツ■
国内アウトドア総合メーカー、モンベルが誇る全天候型のパンツ。防水性はもちろんのこと、動きやすさや着脱のしやすさなど、悪天候下でも快適に行動するための配慮がすみずみにまで行き届いている。ウインドブレーカーや防寒着としても活躍する汎用性の高いモデル。

ご購入はこちらから >>>  

▲ ページトップへ戻る     
第1回夏季ビバーク演習(長者原~坊ガツル~長者原 2011.7.23-24)
梅雨と台風6号の雨水をたたえた雨ガ池
■7月23日(その1)
長者原~坊ガツルキャンプ場

 「ここんとこ、ほとんどキャンプだよな・・・」
 連休前の金曜日、僕はサイトの記事を読み返しながらぼんやりと呟いた。
 何がキャンプかと言えば、他でもない、昨年から行っているビバーク演習のことである。
 安全性を考慮して近くに避難場所のある坊ガツルで演習を行うのはよいとしても、快適なテントの中で泊まるのはもはやビバークとは言い難い。
 本来、この演習の目標は普段日帰り登山に使っている32リッターのデイパックに収まる装備だけを使って山中で寝泊まりする訓練だったはずだ。
 それがいつのまにか80リッターの大容量バックパックじゃないと運びきれないほどの潤沢な装備に囲まれている。
 ここは久しぶりに初心にかえってツエルト泊でもしてみるか――
 僕はそう思い立つと、身体に馴染んだドイターのフューチュラ32ACに荷物を詰め込んでいった。

 一夜明けて演習当日。
 僕はパンパンに膨らんだデイパックを車に積むと、一路長者原へと向かった。
 今回、コースはオーソドックスに長者原から雨ガ池越を経由して坊ガツルに向かう。
 11時19分、長者原から行軍開始。
 何度も通いつめて完全に頭の中に入っているルートを盲目的にトレースしていると、思いがけず、雨ガ池に見事な池が出現しているのに驚いた。
 水があるのは何度か見た覚えがあるが、ここまで大量に水の溜まった雨ガ池を見るのは初めてだ。
 「ああ、これだけでも来た甲斐があるなあ・・・」
 もともと生えている草が透明度の高い水の中で緑色に光って美しいことこの上ない。
 13時29分、坊ガツルキャンプ場に到着。
 これより久々のツエルト泊を開始する(^^
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
長者原に到着 最近の日焼け止めは匂いが気にならなくなった 行軍準備完了
長者原に到着 (11:08)
マナーの悪いキャンピングカーが多い。
最近の日焼け止めは匂いが気にならなくなった。写真は大塚製薬の新製品。 行軍準備完了 (11:16)
今回は32リッターのドイターで勝負する。
行軍開始 ガイド犬「平治号」の銅像の前を通って、タデ原湿原に入る タデ原湿原を抜けて、坊ガツルに向かう登山道へ
行軍開始 (11:19)
久しぶりに天気のよい週末を迎えた(^^
ガイド犬「平治号」の銅像の前を通って、タデ原湿原に入る (11:22) タデ原湿原を抜けて、坊ガツルに向かう登山道へ (11:30)
最初の休憩場所 崩落地点を通過 昔からの展望所
最初の休憩場所 (11:59)
ツアーだろうか、やたらと人が多かった。
崩落地点を通過 (12:20)
土砂崩れの爪跡も見慣れた場所に。
昔からの展望所 (12:34)
ベンチと案内板が新設されていた。
雨ガ池に到着 名前の通り、この梅雨の雨水で一帯は池のようになっていた こんなに水が溜まった雨ガ池は初めて見た・・・
雨ガ池に到着 (12:39)
おお・・・これは・・・。
名前の通り、この梅雨の雨水で一帯は池のようになっていた。 水は結構透明度がある。こんなに水が溜まった雨ガ池は初めて見た・・・。
坊ガツルを望む展望所 坊ガツル湿原へ出る 坊ガツルキャンプ場に到着
坊ガツルを望む展望所 (12:57)
ここも新しく整備された場所だ。
坊ガツル湿原へ出る (13:18)
目指すキャンプ場はすぐそこだ(^^
坊ガツルキャンプ場に到着 (13:29)
これより夏季ビバーク演習に突入する。
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■deuter(ドイター) フューチュラ32■
ザック背面の通気性にこだわりを持つことで知られるドイツのアウトドアメーカー、ドイターの代表的モデル。一般的な日帰り登山に必要十分な容量を持つ2気室の使いやすいデイパックである。レインカバーが内蔵されている点もポイントが高い。

ご購入はこちらから >>>  

-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■LEKI(レキ) AGサーモライトアンチ■
トレッキングステッキの老舗レキの衝撃吸収システムを搭載したスタンダードモデル。最近では他メーカーから安価な製品が発売されているが、時に命を預けることのある装備にはある程度の予算をかけておくべき。同社の製品にはさらに軽量のカーボンモデルもあるが、カーボンは一旦傷がつくと脆そうなのでアルミ素材のものが安心。

ご購入はこちらから >>>  

-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■エアモンテ(AIRMONTE) アドベンチャーハット■
襟足の日焼けを完全に防止できる大型のハット。これをかぶっていれば、顔や首周りは日焼け止めを塗らなくても何とかなる。素材に使用されているSupplexナイロンは超撥水素材で、サイドにつけられたメッシュで蒸れないような工夫もされている。

ご購入はこちらから >>>  

▲ ページトップへ戻る     
第1回夏季ビバーク演習(2011.7.23-24)
■7月23日(その2)
ビバーク演習(坊ガツル)

 さて、坊ガツルに着いた僕は早速ツエルトを張ることにした。
 「それにしてもいい天気だな」
 長かった梅雨も完全に明けたのだろう。
 空気は久しぶりに澄み渡り、風もほとんどない。
 撮影には最良の条件なので、これを機会にツエルトの設営手順の説明写真を撮ることにした。
 いつも持ち歩いている三脚にコンデジをセットし、設営の要所要所をカメラに収めていきながらツエルトを張った。
 その様子は続く写真記事の方を参考にしていただきたい。
 設営、撮影ともに30分ほどで作業完了。
 バックパックから出した装備一式をツエルトの中に運び込んで生活環境を整えていると、『夜は少々騒がしく宴会をしますが、よいですね?』宣言をする6人組のジジババパーティーが隣にやってきた。
 他にいくらでもスペースがあるのに・・・と思いながらも仕方なく頷いてみせると、テントを張る段階からあーでもないこーでもないと騒々しいことこのうえない。
 「こりゃ、たまらんな・・・」
 ツエルトを張り直すのは面倒だが、夜中、ジジババのあげる嬌声に悶々とするよりは場所を変えた方がましだろう。
 というわけで、サイトを移動して再設営。
 炊事棟などのキャンプ場施設から遠く離れた僻地にツエルトを張って安眠できそうなねぐらを確保すると、僕は法華院温泉山荘までビールを買い出しに行った。
 17時31分、カープヌードルだけのシンプルな夕食。
 いつものビバーク演習にくらべると淋しい献立だが、今回のザックは32リッターのドイターなので食材も調理用具も軽量化せざるを得ないのだ(^^;
 夕食後、ようやく涼しくなってきたので、再度、法華院温泉へ訪れ入浴する。
 風呂上がりにもう1本ビールを購入し、夕暮れの景色を眺めながら天幕の中で一人晩酌と洒落込んだ。
 そうこうしているうちに夕闇はますます濃さを増し、やがてライトなしでは何も見えなくなっていった。
 「うーん、さすがに暇だなあ・・・」
 今回は32リッターのバックパックに入るだけの装備で来ているので、書物はもちろん、読書を楽しめるような大光量のランタンも持参していない。
 仕方がないので、少し早いが眠ることにした。
 時刻は20時27分。
 ファイントラックのツエルトは透湿性に優れた素材を使っているから、雨が降ったようにずぶ濡れにはならないものの結露は少なくない。
 就寝後も何度か起きて、結露に対処。
 狭いし、蒸れるし、退屈だし・・・。
 やはり、ツエルト泊は大変なことを再確認した一夜であった(^^;
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
坊ガツルキャンプ場 今回はツエルトの設営術を解説する まず、グラウンドシートを広げ、四隅をペグで仮止めする
坊ガツルキャンプ場 (13:39)
さっそくツエルトの設置場所を決める。
今回はツエルトの設営術を解説する。使用したのはファイントラックのツエルトⅡ。 まず、グラウンドシートを広げ、四隅をペグで仮止めする。
次にグラウンドシートに合わせて、ツエルトの四隅を先に仮止めしたペグで固定 天頂部のループに張り綱をつけ、さらにそこから15㎝の部分に結び目を作る さらに写真のように張り綱で輪を作って、上下に重ね合わせる
次にグラウンドシートに合わせて、ツエルトの四隅を先に仮止めしたペグで固定。 天頂部のループに張り綱をつけ、さらにそこから15㎝の部分に結び目を作る。 さらに写真のように張り綱で輪を作って、上下に重ね合わせる。
前述の要領で作った輪の中にストックのグリップ部を突っ込んで、締め上げる 張り綱をペグダウンし、自在やストックの高さを調整してテンションをかける もう片方も同様に作業を行う
前述の要領で作った輪の中にストックのグリップ部を突っ込んで、締め上げる。 張り綱をペグダウンし、自在やストックの高さを調整してテンションをかける。 もう片方も同様に作業を行う。
これで完全にツエルトが自立した(^^
次にツエルトのグラウンドシート部分を内部に引き込み・・・ 付属されたヒモで底面を閉じていく サイドリフターに張り綱を通し、横からテンションをかけると、さらに居住性がUP
次にツエルトのグラウンドシート部分を内部に引き込み・・・。 付属されたヒモで底面を閉じていく。
これでかなり居住性が向上する。
サイドリフターに張り綱を通し、横からテンションをかけると、さらに居住性がUP。
最後にツエルト底部の保護のために、アルミの蒸着シートを床面に敷きこむ すぐ隣に団体が来たため、場所を変えて再設置 法華院までビールを買いに行く(^^;
最後にツエルト底部の保護のために、アルミ蒸着シートを床面に敷いて完成だ。 すぐ隣に団体が来たため、場所を変えて再設置。かなり手馴れてきた (14:53) ねぐらが出来たので、ほっと一息。
法華院までビールを買いに行く(^^;
法華院温泉山荘付近では、ちょうど砂防工事が行われていた もちろん、山荘は通常営業(^^ 黒エビス、なくなっとる Σ( ̄ロ ̄;;
法華院温泉山荘付近では、ちょうど砂防工事が行われていた。 もちろん、山荘は通常営業(^^
さて、黒いエビスでも飲みますか・・・。
黒エビス、なくなっとる Σ( ̄ロ ̄;;
今回の演習で最大の誤算である。
仕方がないので、黒ラベルで我慢(^^; キャンプ場まで待てずに山荘のベンチで飲酒開始、そのまま歩きながら飲むw ツエルトへ帰還後、内部があまりに暑いのでアルミ蒸着シートを被せてみた
仕方がないので、黒ラベルで我慢(^^;
写真は戦利品ゲットの図w
キャンプ場まで待てずに山荘のベンチで飲酒開始、そのまま歩きながら飲むw ツエルトへ帰還後、内部があまりに暑いのでアルミ蒸着シートを被せてみた。
こいつはなかなか涼しいですよ・・・ しばらく、昼寝が楽しめそうだ 日差しさえしのげば、標高1300mの坊ガツルは夏場も涼しくて快適である(^^b
こいつはなかなか涼しいですよ・・・。
夏場は定番の技としよう(^^
足元もこの通り。
しばらく、昼寝が楽しめそうだ。
日差しさえしのげば、標高1300mの坊ガツルは夏場も涼しくて快適である(^^b
日が傾いてきたので、アルミシートを再び内部へ サイドリフターに再び張り綱を結んでテンションをかける。これで完璧だ(^^ 夕食
陽が傾いてきたので、アルミシートを再び内部へ。ついでにマットも敷いておく。 サイドリフターに再び張り綱を結んでテンションをかける。これで完璧だ(^^ 夕食 (17:31)
今回はシンプルにカップヌードル。
夕食後、法華院へ 法華院温泉は立ち寄り湯も可能 法華院温泉の浴室
夕食後、法華院へ (18:01)
目的は当然、温泉である(^^b 
法華院温泉は立ち寄り湯も可能。
料金も立地を考えれば良心的である。
法華院温泉の浴室。
湯船が新しくなっていた・・・。
風呂あがりに戦利品ゲットの図w 夕食、温泉のあとはお楽しみの晩酌w 夕暮れを迎えた坊ガツル
風呂あがりに戦利品ゲットの図w
今度はキャンプ場まで持って帰る。
夕食、温泉のあとはお楽しみの晩酌w
今回は酒の肴も軽量化を図った。
夕暮れを迎えた坊ガツル (19:12)
この日は40張近いテントが花咲いた。
陽が落ちてから、スマホで暇つぶし 透湿性に優れた素材でも結露は少なくない 寝るには少し早いが、就寝
陽が落ちてから、スマホで暇つぶし。
ちょうど「戦国IXA」が合戦中だった(^^;
透湿性に優れた素材でも結露は少なくない。ひたすら、タオルで水滴をぬぐう。 寝るには少し早いが、就寝 (20:27)
読書可能な光源がないと寝るしかない。
夜中に何度か起きて、結露に対処(汗
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■ファイントラック(finetrack) ツエルトII■
2~3人用のツエルト。本来非常用のアイテムだが、透湿性を持つ素材を全面に使っているので居住性能が高く積極的にテント代わりに使っていきたいモデル。また、テンションのかかる部分にはダイニーマテープによる補強がされているので強度も十分。重量はわずかに340gと超軽量だ。

ご購入はこちらから >>>  

-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■アライテント スティックペグ■
アルミ製のシンプルなペグ。1本10gと非常に軽量ながら、十分な剛性を持っている。らんぼ~流はツエルト用のペグとして、常に数本持ち歩いている。

ご購入はこちらから >>>  

-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■MPI OUTDOOR スポーツマンブランケット■
NASAの開発した多目的シート。10年以上も前の発売当初「毛布12枚分の保温力を持つ」という触れ込みで一世を風靡したサバイバルアイテム。安価な使い捨てのアルミ蒸着シートではなく、テントマットや敷物として何度も繰り返し使える丈夫さを持つ。らんぼ~流は昔からどこの山に行くにもこのブランケットだけは携行している。

ご購入はこちらから >>>  

▲ ページトップへ戻る     
早朝の坊ガツルキャンプ場
■7月24日
坊ガツルキャンプ場~長者原

 翌朝は5時3分に起床。
 前夜に続いて、朝食はカップ麺で済ませる。
 さて、ビバーク演習としてはあとは帰るだけなのだが、せっかくここまで来ているのでキャンプ場の周辺を散策することにした。
 「そうだな、平治岳の方にでも行ってみるか」
 花の季節ではないから、きっと静かな散策が楽しめるだろう。
 そう、安易に考えて、平治岳に登ってみることにした。
 「ここからなら、たしか大戸越経由だよな」
 坊ガツルから平治岳へ直接繋がるルートを歩いた経験はないけれど、このへんの登山道はだいたい頭の中に入っている。
 まあ、例によって、行き当たりばったりの山行である(^^;
 6時32分、大船山登山口の横を通り過ぎて、一路、平治岳を目指す。
 7時1分、吉部への分岐点を通過。
 この先は2年前の花の時期に甲斐隊長と歩いたことのあるルートだ。
 「しかし、結構遠いな・・・(汗」
 それに思ったより、登り坂も急だ。
 軽い思いつきで登り始めたので、つらさに耐える覚悟も完登しようという意志もすこぶる軽い(^^;
 「うーんうーん、もう、引き返そうかな・・・」
 そう思いながら林の中を歩いていると、ようやく前方の視界が開けてきた。
 7時34分、大戸越に到着。
 そこから見る平治岳の雄姿はへろへろのらんぼ~流とくらべ、あまりにも堂々と迫力に満ちているw
 というわけで、登る前から気合い負け(^^;
 次回、改めてリベンジすることにして、小休止の後、坊ガツルへ撤退。
 8時40分、坊ガツルに戻って、撤収準備。
 今回は荷物が少ないから撤収も楽だ。
 ツエルトに付いていた朝露も消えていたので、撤収前にシュラフを軽く干しておく。
 10時2分、下山開始。
 往路同様、雨ガ池経由で長者原を目指した。
 12時18分、長者原駐車場に到着。
 久しぶりにツエルトを使ったビバーク演習を終えた。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
起床 早朝の坊ガツルキャンプ場 低く垂れ込めた靄が何とも幻想的だ
起床 (5:03)
天気はよいが、朝露でずぶぬれ(^^;
早朝の坊ガツルキャンプ場。
すでに起き出している人も多い。
同じく、坊ガツルキャンプ場。
低く垂れ込めた靄が何とも幻想的だ。
朝食 朝食後、その辺を散策することにした 管理休憩舎の横を通る
朝食 (5:42)
本日のメニューはカップ焼きそば(^^;
朝食後、その辺を散策することにした。
行軍準備、完了である (6:23)
管理休憩舎の横を通る。
今回は誰も利用していないようだった。
大船山登山口を通過 「1人1石運動」の看板 らんぼ~流も1個協力(^^
大船山登山口を通過 (6:32)
スルーして平治岳の方へ足を向ける。
「1人1石運動」の看板 (6:33)
足元の緩い場所に石を入れる運動だ。
らんぼ~流も1個協力(^^
石を投げ込む場所はかなり先のようだ。
吉部への分岐 平治岳、遠いな・・・(汗 ようやく大戸越に到着
吉部への分岐 (7:01)
無視して、大戸越に向かう。
平治岳、遠いな・・・(汗
行けども行けども終わりが見えない。
ようやく大戸越に到着 (7:34)
ザックを下ろしてへたり込む(^^;
き、今日はこの辺で勘弁してやろう(汗 今が盛りのノリウツギ こちらはヤマアジサイ
眼前に平治岳の雄姿が立ち塞がる。
き、今日はこの辺で勘弁してやろう(汗
というわけで、花の写真でお茶を濁すw
まずは今が盛りのノリウツギ。
こちらはヤマアジサイ。
ノリウツギと同じユキノシタ科の植物だ。
白い密集花が印象的なオカトラノオ こちらはイブキトラノオ 花期を迎えたノハナショウブ
白い密集花が印象的なオカトラノオ。
サクラソウ科の植物。
こちらはイブキトラノオ。
同じトラノオでも、こちらはタデ科の植物。
花期を迎えたノハナショウブ。
タデ原湿原や雨ガ池に多く見られた。
ユウスゲ(キスゲ) 黄色の小花が可愛らしいクサレダマ ヒヨドリバナの蜜を吸うアサギマダラ
ユウスゲ(キスゲ)。夕方開花し、翌午前中には花を閉じることからこの名がある。 黄色の小花が可愛らしいクサレダマ。
名前で損をしている植物のひとつ(^^;
ヒヨドリバナの蜜を吸うアサギマダラ。
渡りをする蝶として有名である。
こちらはアザミの花を吸蜜するウラギンヒョウモン 翅に特徴のあるミヤマアカネ 葉っぱでできたオトシブミのゆりかご
こちらはアザミの花を吸蜜するウラギンヒョウモン。 この季節は蝶だけでなくトンボも多い。
写真は翅に特徴のあるミヤマアカネ。
葉っぱでできたオトシブミのゆりかご。
この中に卵が産みつけられている。
小休止の後、大戸越から撤収 坊ガツルキャンプ場に帰還 ベースへ到着
小休止の後、大戸越から撤収 (7:57)
いつかリベンジしよう・・・w
坊ガツルキャンプ場に帰還 (8:40)
下りも結構、時間がかかった。
ベースへ到着 (8:47)
撤収前に結露で湿った装備を乾かす。
撤収準備開始 撤収準備完了 ほとんどのキャンパーが帰り支度を始めていた
撤収準備開始 (9:23)
写真はツエルトをたたむ様子。
撤収準備完了 (9:59)
これで夏季ビバーク演習は終了だ。
撤収前の坊ガツルキャンプ場。ほとんどのキャンパーが帰り支度を始めていた。
下山開始 雨ガ池を通過 植生保護のため、三俣山小鍋~雨ガ池のルートは通行自粛要請が出たようだ
下山開始 (10:02)
まだ時間があるのでのんびり行こう。
雨ガ池を通過 (11:01)
この辺から少し陽が翳ってきた。
植生保護のため、三俣山小鍋~雨ガ池のルートは通行自粛要請が出たようだ。
最初の休憩所 タデ原湿原に出た 長者原に到着
最初の休憩所 (11:43)
今日は誰も休んでいない。
タデ原湿原に出た (12:11)
駐車場まではあと少しだ。
長者原に到着 (12:18)
初めての夏季ビバーク演習を終えた(^^
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■PRIMUS(プリムス) P-114ナノストーブ■
登山用ストーブの老舗プリムスの誇る世界最小クラスのガスバーナー。超小型ながら火力は必要十分な2300kcal/h、重量はわずかに64グラム(圧電点火装置部含む)という優れもの。中央のバーナーヘッドから垂直に吹き出る炎はソロ用クッカーを使った調理に最適だ。惜しむらくは圧電点火装置の着火性能がイマイチなので、別途ライターを必携しておくこと。
ご購入はこちらから >>>  

icon -らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■スノーピーク(snow peak) ソロセット極チタン■
パッキングしやすい円筒形の1人用クッカー。収納時は内部に110gのガスカートリッジ2本を入れておくことができる。重量155gと超軽量のクッカーだが、チタンは熱伝導率が低いため内容物全体に熱が回りにくく、加熱部だけが焦げ付きやすいので、ラーメンなど汁物を中心としたメニューとなろう。

ご購入はこちらから >>>  

-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■GARMIN(ガーミン) GPSmap62SJ 日本語版■
ハンディGPSを導入すると、現在地の特定だけではなく、自分の歩いたトラックを残すことによって道に迷った場合でも元の場所まで容易に戻ることが可能になり、道迷いによる遭難の危険が格段に減る。このモデルはハンディ機の中でも精度が非常に高く、衛星電波の受信性能がずば抜けている。さらにアウトドアユースに嬉しい防水性能と単3電池2本で連続20時間駆動するスタミナも併せ持っている。
ご購入はこちらから >>>  

▲ この記事のトップへ      ▲ ページトップへ戻る