らんぼ~流 山屋の視点
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峯道取材山行(その3)(文殊山、西叡山、中山仙境 2010.12)
国東半島全図  今月も引き続き、取材山行に勤しむらんぼ~流である。
 今夏暑かった反動かどうかわからないが、今年の冬はどうやらかなり寒さが厳しそうだ。
 あまり雪に恵まれぬ九州の山屋としては、雪山を楽しめる可能性が高くなるので寒い冬の方がありがたいのだが、期限を切られた仕事となると話は別だ。
 温暖な気候の国東半島と言えど、標高の高い内陸部の道路は凍結するときがままある。
 遊びのための雪山ならタイヤチェーンを巻いてでも出かけていくが、途中の景色に息つく間もない取材山行ではさすがにそこまでしたくないというのが本音である(^^;
 しかし、先月の国東半島一周トレッキングのコースも途中雨に降られて全てのトラック取得は終わっていないから、せめて単独峰の取材くらいは目途をつけておかなければ・・・。
 ―― などと、内心焦りを感じ始めた12月の取材記録w



-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■GARMIN(ガーミン) GPSmap62SJ 日本語版■
ハンディGPSを導入すると、現在地の特定だけではなく、自分の歩いたトラックを残すことによって道に迷った場合でも元の場所まで容易に戻ることが可能になり、道迷いによる遭難の危険が格段に減る。このモデルはハンディ機の中でも精度が非常に高く、衛星電波の受信性能がずば抜けている。さらにアウトドアユースに嬉しい防水性能と単3電池2本で連続20時間駆動するスタミナも併せ持っている。
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第6回冬季ビバーク演習 (大分市~長者原駐車場 2010.12.31)
雪に覆われた県道11号を抜けて長者原に向かう。
■12月31日
大分市某所~長者原駐車場

 「来るぞ・・・嵐が来るぞ・・・!」
 2010年も残すところあと数日――
 僕はインターネットの週間天気予報を見ながら、心を沸き立たせていた。
 昨年に引き続き、今年の年末年始も全国的に大荒れの天気。
 それも近年稀に見るほどの大雪を伴った冬の嵐が到来しつつあった。
 「これはまた、年末年始の間に相当な数の遭難者が出るなあ・・・」(注1)
 僕は去年と同じような独り言を呟きながら、ほぼ1年ぶりのビバーク演習に向けて装備を整えた。
 そして、12月31日の正午、最近ハマっている『戦国IXA』(注2)の同盟メンバーにチャットでしばしの別れを告げてから行動開始。
 出かける直前に天気図を確認すると、日本の上空には凶悪な2つ玉の低気圧が陣取っている。
 「さすがにこいつはやばいんじゃなかろうか・・・」
 そう思いながらも、とにかく長者原の登山口まで行ってみることにして自宅を出た。
 若干雪がちらついているものの、自宅のある大分市中心街は少し風が強いくらいで雪も全く積もっていない。
 少し拍子抜けしながら車を走らせていると、庄内に入る手前から路肩に雪が目立ち始めた。
 「むう、こいつはどこかでチェーンを巻かないとなあ・・・」
 とは言え、元来、不精者のらんぼ~流、ぎりぎりまで四駆のみで走行を続ける。
 途中、ショートカットをしていくため、国道210号から湯平方面へ。
 湯平の温泉街を通る県道537号に入ると、さすがに道路が一面雪で覆われている。
 「ここらで限界だな・・・」
 僕は路肩に車を寄せると、タイヤにチェーンを巻き付けた。
 1年ぶりの行為だから手こずる手こずる(汗
 あーでもないこーでもないと苦労しながら装着を終え、しばらく先に進んでいると、この雪で完全に身動きがとれなくなっている乗用車に出くわした。
 JAFにでも連絡をしているのだろう、携帯電話に向けて唾を飛ばしている男の隣の席には憮然とした顔の女性が頬を膨らませている。
 「ふははは、いくらスタッドレスを履いているとはいえ、ここは街乗り用のDQNカーが来れるような場所ではないのだよ」
 心の中で高らかに笑いつつ、先を急ぐ。
 しかし、さらに2キロほど奥に入っていくと、らんぼ~流の四駆でも道行きが怪しくなってきた。
 すでに先程から半ばバンパーで雪を掻き分けながら進んでいる状態だ。
 「やばい、こいつはやばい・・・」
 内心焦り始めたらんぼ~流の隣を、車高が1.5メートルはあるような、一般道を走るには明らかにオーバースペックの本格四駆が「ふははは、いくらタイヤにチェーンを巻いているとはいえ、ここはパジェロミニのようなナンチャッテ四駆が来れるような場所ではないのだよ」とばかりに通り過ぎていく(汗
 「くそ、ここまで来て戻れるか・・・!」
 半ば自棄になりながら、先行車の残した轍をトレースして、何とか県道11号に合流。
 交通量の多い県道11号は、道路上の雪が完全に踏み固められているから安心して走れる(^^
 そんなこんなで予想以上に移動時間がかかり、長者原に到着したのは15時をすでに回っていた。
 さすがにこの時刻からは入山できない。
 仕方がないので、今夜は車中泊することに決めて、早々に酒盛りを始める(^^;
 夕食は大晦日に相応しく年越しソバを用意した。
 そのへんの車中泊の様子は続く写真記事でご覧いただきたい。
 就寝時刻は翌0時40分。
 外はかなり吹雪いていたが、車中の気温はそこまで下がらず、零下6.4℃が確認できた最低気温だった。
  • 注1)「自分だけは大丈夫」とばかりに昨今の遭難事故を他人事のように評した言葉。幸い救助を呼ぶまでには至らなかったが、その言葉の通り、昨年、らんぼ~流もあわや遭難の憂き目を見た(汗
  • 注2)スクウェア・エニックスが提供しているオンラインゲーム。らんぼ~流はそこで少数同盟の盟主をやっていたりする(^^;
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
自宅を出発 県道537号を抜けて長者原に向かう 県道11号に合流
自宅を出発 (12:04)
庄内に入る頃から雪が目立ち始めた。
県道537号を抜けて長者原に向かう。
路上の積雪量が半端ではない。
県道11号に合流 (14:41)
ここまで来れば、あともう少しだ。
長者原に到着 車中泊することに決めて、周辺を散策 そして、早くも飲酒開始w
長者原に到着 (15:21)
さすがにこの時間からは歩けない(^^;
車中泊することに決めて、周辺を散策。
雪の深さは平均で踝の上くらい。
そして、早くも飲酒開始w (16:03)
ナルゲンには芋焼酎が入っている。
本日の晩酌メニュー 不思議珍味「森のアタリメ」 退屈なので、隊長に電話
本日の晩酌メニュー。メインの肴は竹田市で入手した不思議珍味(^^; 不思議珍味「森のアタリメ」。
原料はシイタケの足の部分である。
退屈なので、隊長に電話。大晦日のこの時間、隊長はまだ仕事中であった(汗
陽が落ちてきたので、ランタンを点灯 本日の夕食メニュー 海老天とハムをを入れて完成
陽が落ちてきたので、ランタンを点灯。同時に夕食の準備に取り掛かる (17:20) 本日の夕食メニュー。やはり、大晦日の夜は年越し蕎麦で決めたいものだ(^^ 海老天とハムをを入れて完成 (17:40)
ちなみに車内調理は換気に注意(^^b
就寝前、トイレに給水と排水へ 雪が吹き込んでいるトイレで給水 ランタンの灯を頼りに寝所に戻る
就寝前、トイレに給水と排水へ。
気がつくと靴がシートに凍り付いていたw
雪が吹き込んでいるトイレで給水。
これだけあれば十分だろう。
ランタンの灯を頼りに寝所に戻る。
車はすでに雪まみれ(^^;
車中の温度はマイナス6.4℃ 結露対策にタオルを口に当てて寝る 就寝
車中の温度はマイナス6.4℃。
思ったより寒くはない。
結露対策にタオルを口に当てて寝る。
少しでも軽減されるとよいのだが・・・。
就寝 (0:40)
夜中、強い風で何度か起こされた。
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ#3■
山では携帯性に優れるダウンシュラフに軍配が上がるが、車中泊となると話は違う。車に積んでおく分には重くてかさばるものでも問題ないからだ。特に閉め切った車中は結露しやすいので湿気に強くメンテのしやすい化学繊維を中綿に使ったシュラフの方が向いている。こちらの製品は濡れても素早く乾くエクセロフトを使用。

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-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■PRIMUS(プリムス) P-114ナノストーブ■
登山用ストーブの老舗プリムスの誇る世界最小クラスのガスバーナー。超小型ながら火力は必要十分な2300kcal/h、重量はわずかに64グラム(圧電点火装置部含む)という優れもの。中央のバーナーヘッドから垂直に吹き出る炎はソロ用クッカーを使った調理に最適だ。惜しむらくは圧電点火装置の着火性能がイマイチなので、別途ライターを必携しておくこと。
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-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
■Chinook(チヌーク) キャニオン ハードアノダイズド フライパン■
軽量のアルミ製フライパン。取っ手が折り畳めるのでパッキングしやすい。内面はノンスティック加工されており、内容物が焦げ付きにくくなっている。フライパンとしての使い勝手もさることながら、深さが結構あるので袋ラーメンを作るのにベストなクッカーだ。サイズは7.75インチと8.5インチの2種類がある。
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