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宇曽山・障子岳(宇曽山登山口~宇曽嶽神社~障子岳~御座ヶ岳林道 2010.6.12)
宇曽嶽神社の鳥居  梅雨入りが目前に迫った週末の土曜日。
 先日購入したハンディGPSの使用感を確かめるために大分市近郊の宇曽山と障子岳の2峰に出かけることにした。
 本当はテントを持ってくじゅう方面まで足を伸ばしたかったのだが、予報によると午後から天候が大きく崩れるとのことなので近場で妥協することにしたのだ。
 午前5時30分、自宅を出発。
 新しく導入したガーミン社製GPSmap60CSxには簡単なナビゲーション機能もついているので、自宅から登山口までの移動行程でも重宝する。
 下界では方向音痴の気のあるらんぼ~流にとっては、心強い新装備だ。
 インストールしているマップデータが若干古いので少し遠回りをさせられたりもするが、充分実用に耐える。
宇曽山・障子岳マップ  6時7分、宇曽山登山口に到着。
 すぐそばの路肩に車をとめて外へ出た途端に数匹のブユにたかられた(汗
 「うが・・・そろそろ里山登山は厳しい季節だな」
 僕はブンブンと鬱陶しくまとわりつくブユを片手で牽制しながら呟いた。
 ここの高度は標高約200メートル。
 しばらくはブユを引き連れて歩かなければならないだろうが、2、300メートルも高度を上げればいなくなるだろう。
 僕は手早く準備をして登山口に急いだ。
 登山口前の道路からは大分、別府方面に展望が開けている。
 「お、傘雲かー」
 ふと視線をめぐらせていると、由布岳の山頂に立派な傘雲がかかっているのが見えた。
 それも珍しい2重傘だ。
 ブユにたかられながら、シャッターを切る(汗
 さらにブユにたかられながら、GPSの設定をいじる。
 今回の主な目的はGPSの使い勝手を確かめることなので、ここは手を抜けない。
 6時32分、登山口を出発。
 出発後1分で左に折れ、コンクリートで舗装された参道を登っていく。
 宇曽山の山頂には宇曽嶽神社がある。
 登山道はその参道となっているから、道の状態はすこぶるよい。
 7時19分、参道の向こうに宇曽嶽神社の鳥居が見えてきた。
 鳥居をくぐって右に曲がると、参集所がある。
 今回、珍しく確認しなかったが、参集所の中にはトイレも設置されているらしい。
 7時23分、宇曽嶽神社中御殿に到着。
 続く7時27分、宇曽嶽神社奥御殿。
 ここが宇曽山の山頂だ。
 奥御殿のある敷地にはベンチが設置されてあり、周囲にはアルミの手すりが設けられている。
 なかなか眺めもよい。
 山頂にてしばらく休憩した後、障子岳への縦走路を探す。
 GPSmap60CSxに格納した地図には障子岳へのルートが記載されているのだが、宇曽山山頂付近の地図は実際の地形とかなり違っているようで、実際、神社のある山頂の位置も北に30メートルほどずれた場所に表記されている。
 「たしかに便利な代物だが、地図の方は盲目的に信用すると痛い目を見そうだな・・・」
 そのまま、しばらく縦走路の入口を探して、山頂付近をうろついた。
 「うーむ、やはりこれとしか思えないが・・・」
 20分近く彷徨った結果、参集所の手前にある細い踏み分けに入ってみることにした。
 ここに到着したときに気付いていた場所だが、地図の表記とはかけ離れた方向にのびているので地図にも記載されない小径なのだろうとタカをくくっていたのだ。
 「よし、行くか」
 地図データには信用できない部分があるが、GPSmap60CSxの測位精度は折り紙つきだ。
 最悪、トラックログを逆に辿れば必ず登山口まで引き返せる。
 僕は強気で藪の中に足を踏み込んだ。
 次の瞬間、視界の隅にオレンジ色の物体が飛び込んできた。
 「ぶっ・・・」
 それは『障子岳登山口』と書かれた小さな道標だった。
 「おいおい・・・いつもなら、さっくり気付いているだろうよ・・・」
 GPSはたしかに便利な代物だが、頼りすぎると普段見えているものさえ見落とすようになってくる。
 今まで自分の経験と感覚だけで山の中を歩き、そして曲がりなりにも無事に下山してきたのだ。
 最新機器を手に入れたからといって、そのスタイルを変えてどうする。
 僕は反省しながら、次の目的地である障子岳の山頂を目指した。
 縦走路は当初、半分藪コギのような感じの道だったが、しばらくして尾根道に出るとそこそこに快適な登山道に変化した。
 GPSを見ると、尾根に出てからは地図上のルートと合致している。
 「なるほど、さっきのは新しくできた巻き道だったのか・・・」
 やはり道具は使いようだ。
 8時20分、障子岳山頂に到着。
 ここでの誤差はわずかに3メートル。
 GPSmap60CSxの測位誤差の範囲内である。
 障子岳山頂はほとんど展望が利かないので、速攻で下山。
 今回は往路を引き返さずにそのまま南東に進んで、御座ヶ岳林道に出る。
 途中、やはり何度かGPSのマップに記載された道から外れるが、しばらく進むと合流ということを繰り返した。
 地図上の道を観察すると、たしかにかつては道であったろうと思われる痕跡が見られる。
 「山の中でも道は変わっていくのだなあ・・・」
 僕は赤いテープのマーカーを見ながら呟いた。
 8時36分、御座ヶ岳林道に出た。
 すぐそばには、登山口を示す道標もある。
 ここから先は林道を歩いて駐車場所まで戻る。
 GPSのルート探索設定を車用に変えて、ナビゲーションをさせると林道に沿ってピンク色のルートが表示された。
 あとはこの道を辿って歩くだけである。
 10時27分、宇曽山登山口に到着。
 GPSとの付き合い方を含め、今回はとてもよい経験が得られた。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
自宅を出発 登山口まではカーナビとして使用 登山口直近の駐車スペース
自宅を出発 (5:30)
GPSを起動。衛星の捕捉もばっちりだ。
登山口まではカーナビとして使用。
地図データが少し古いが、充分実用的。
登山口直近の駐車スペース (6:07)
車から降りた途端、ブユにたかられた(汗
由布岳に見事な傘雲が現れていた 宇曽山登山口 トラックログの取得を開始させる
由布岳に見事な傘雲が現れていた。
天候が大きく崩れる予兆である。
宇曽山登山口 (6:27)
出撃前にGPSの設定をいくつか変更。
最後にトラックログの取得を開始させる。
これで準備はOKだ。
GPSはドイターのサングラスポーチに入れて、いつでも参照できるようにした 行軍開始 スタートしてすぐにコンクリート舗装された参道にぶつかった
GPSはドイターのサングラスポーチに入れて、いつでも参照できるようにした。 それでは、行軍開始 (6:32)
雨が降り出す前に勝負をつけたい。
スタートしてすぐにコンクリート舗装された参道にぶつかった (6:33)
下方を見ると、燈籠のある登り口が見える 舗装道はほとんど山頂まで続いている 途中、林道に出会う
下方を見ると、燈籠のある登り口が見える。向こうが本来の入口なのだろう。 舗装道はほとんど山頂まで続いている。
歩きやすい反面、足には堪える(^^;
途中、林道に出会う (6:43)
風情はないが、石段よりは足に優しい。
再び、舗装された参道へ 石段の向こうに鳥居が見えた 鳥居をくぐって右に折れると、小屋が見えてきた
再び、舗装された参道へ (6:52)
これを3回ほど繰り返す。
石段の向こうに鳥居が見えた (7:19)
額束には宇曽嶽神社と書かれている。
鳥居をくぐって右に折れると、参集所が見えてきた。中にはトイレもある (7:21)
宇曽嶽神社中御殿 奥御殿はさらに参道を登ったところにあるらしい 宇曽嶽神社奥御殿
宇曽嶽神社中御殿 (7:23)
御祭神はヤマトタケルノミコト。
奥御殿はさらに参道を登ったところにあるらしい。 宇曽嶽神社奥御殿 (7:27)
ここが宇曽山の山頂である。
奥御殿の前には簡素なベンチがしつらえてある 山頂からの展望 GPSで現在地を確認
奥御殿の前には簡素なベンチがしつらえてある。 山頂からの展望。
なかなかよい眺めだ(^^
GPSで現在地を確認。
神社の位置が約30メートルずれている。
この後、障子岳への縦走路の入口がわからずに右往左往す 結局、トイレ横の細い踏み分けが正しいルートだと判断 よく見ると、縦走路入口の左にオレンジ色の小さな道標があった
この後、障子岳への縦走路の入口がわからずに右往左往する(^^; 結局、参集所手前の細い踏み分けが正しいルートだと判断 (7:51) よく見ると、縦走路入口の左にオレンジ色の小さな道標があった(^^;
細い踏み分けに入ると、普通に登山道が存在した。よい道じゃないか・・・。 即座に前言撤回w 若干の藪コギを経て、尾根道に出る
細い踏み分けに入ると、普通に登山道が存在した。よい道じゃないか・・・。 即座に前言撤回w
ひどい道だwwww
若干の藪コギを経て、尾根道に出る。
ここから先は結構快適だった (8:05)
障子岳山頂に到着 山頂の誤差はわずかに3メートルほど どこでも見られるハルジオン
障子岳山頂に到着 (8:20)
樹木に遮られて展望はあまり利かない。
GPSで現在地を確認。
山頂の誤差はわずかに3メートルほど。
ここで花の写真をまとめてみる。
まずはどこでも見られるハルジオン。
可憐なカワラナデシコ ウツボグサ イチリンソウの仲間だろうか?
可憐なカワラナデシコ。秋の花のイメージが強いが、この時期から咲き始める。 ウツボグサ。魚のウツボではなく、弓矢を入れる靫(うつぼ)が名前の由来。 イチリンソウの仲間だろうか?
花びらがハート型だから違うかも(^^;
ホタルブクロ コガクウツギ ウツギ
こちらはホタルブクロ。
釣鐘型の面白い花の形をしている。
コガクウツギ。
ユキノシタ科の植物である。
こちらは元祖、ウツギ(空木)。
名前の由来は幹が空洞であること。
・・・ネジキだろうか? 障子岳山頂から下山開始 心強いマーカー
・・・ネジキだろうか?
花のつき方がアセビと違う。
行動記録写真に戻る。
障子岳山頂から下山開始 (8:22)
心強いマーカー。
最も信頼できるコースの指標である。
コンクリートの舗装道が見えた 御座ヶ岳林道と合流 下山地点には、きちんと障子岳登山口という道標があった
コンクリートの舗装道が見えた (8:35)
・・・あっけない下山路だ。
御座ヶ岳林道と合流 (8:36)
ここから延々林道を歩いて戻る。
下山地点には、きちんと障子岳登山口という道標があった。
林道をひたすら歩く GPSのナビで残距離を確認 林道分岐点
林道をひたすら歩く。
ほとんど下りなのがありがたい。
GPSのナビで残距離を確認。歩き始めて30分経つのにまだ5.8キロもある(汗 林道分岐点 (9:08)
ナビ機能のおかげで迷う心配はない(^^
塚野山橋を渡る ナビに逆らい、塚野山歩道に入る ショートカット成功(^^v
塚野山橋を渡る (9:51)
まだ先は長い・・・。
ナビに逆らい、塚野山歩道に入る。地図から推測するにショートカットできそうだ。 ショートカット成功(^^v
GPS、やはり便利だなあ・・・。
ゴール手前1キロのところで雨がぱらつき始めた カーブミラーに自分の姿を映して激写 駐車場所に到着
ゴール手前1キロのところで雨がぱらつき始めた。本降りではないが、傘を出す。 カーブミラーに自分の姿を映して激写。
カモ柄の傘・・・相当に怪しいw
駐車場所に到着 (10:27)
半日で完結する山歩きもよいものだ(^^
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■totes(トーツ) チタニウム レインフォース■
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