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第3回ビバーク演習 (長者原~坊ガツル~長者原 2010.1.22-24)
今回、冬季ビバーク演習に持ち込む装備一式
■出撃当日(早朝)
大分市某所:引きこもりの部屋

 第1回、第2回と連続して敗退した冬季ビバーク演習も、3回目になってようやく満足のいく結果を出すことができた。
 しかし、それはあくまで磐石な装備の力を借りて成し遂げた結果だ。
 それにツエルトではなく、テントを使用している時点ですでにビバークではなかろう(注1)。
 やはり最終的には普段使いの中型のザックに収納しきれる装備だけを使って野営できるようになりたいものだ。
 しかし、普段と違う環境下でも普通に眠れるようになるには、繰り返し野営の経験を積むことによって、そのような状況に慣れておく必要がある。
 ビバークそのものに興奮していては、たとえ暖かいシュラフに包まれていたところで思うように寝付けないからだ。
 そこで今回も野営の経験を積むことに重点を置き、快眠のために必要な装備はすべて携行することにする。
 以下は今回準備した全装備のリストである。
 なお、前回の装備解説ページ同様、赤字は今回新しく導入した装備を示している。
  • 1. テント(ヒルバーグ社のアクト。残念ながら自立タイプのテントではないが、丈夫で軽く、前室も広くて使いやすい)
  • 2. アクト用フットプリント(アクト専用のグラウンドシート。テントの底面にジャストサイズで使い勝手が良い)
  • 3. 着替え(予備の中間着とアンダーウェア、靴下、手袋などをシリコンコーデュラのスタッフバックに詰め込んでいる)
  • 4. フットウォーマー(冬季の野営には必須のアイテム。中に化繊綿が入っているのでとても暖かい。10年選手^^)
  • 5. レインウェア(命を守る重要なアイテム。山ではゴアテックス一択。ノースフェイス社製の10年選手^^)
  • 6. スタッフバッグ(中には自作のツエルト用グランドシートとMPIのオールウェザーブランケットを入れている)
  • 7. ツエルト(軽くて丈夫なファイントラックのツエルトII。透湿性も高い)
  • 8. シュラフ用シーツ(ドイターのTCライナー。皮脂や汚れによるシュラフのダメージを軽減する)
  • 9. ザックカバー(80リッターのザック用レインカバー。カバーが内蔵されていないザックを持つときは必須の装備)
  • 10. グローバルコミュニケーションバック(パシフィック・アウトドア社製の全天候型バック。中身は暇つぶしのデジモノ)
  • 11. フライパン(チヌークの7.75インチ・ハードアノダイズド・フライパン。焦げ付きにくく、コンパクトに収納できる)
  • 12. ソロ用クッカー(スノーピークのチタン製。今回から食料や調味料が入ったナルゲンを入れることにした)
  • 13. テルモス(サーモスの山専ボトル。容量は500ミリリッター。一般のものと比較して保温効果が高い)
  • 14. シュラフ(モンベルのU.L.スーパーストレッチダウンハガー#2。汎用性の高い冬用のダウンシュラフである)
  • 15. シュラフカバー(同じくモンベルのゴア製シュラフカバー。現在は廃盤になっている貴重なモデル。10年選手^^)
  • 16. マット(世界最軽量と言われるモンベルのU.L.コンフォートシステムパッド。携帯性を重視した90センチモデル)
  • 17. トイレットペーパー(本来の用途の他にいろいろ使えて便利。特に食器拭きとして重宝する)
  • 18. 飯盒(最軽量の飯盒として有名なトランギアのメスティン。中にはエスビットの五徳と100均の固形燃料を入れている)
  • 19. ファーストエイドキット(各種医薬品の他、予備の靴紐、スパッツの替えゴム、アルミシート、マッチ、針金などを収納)
  • 20. 使い捨てカイロ(数量は4個。安価なアイテムだが、今までの演習を通じて冬山では必携装備のひとつと思っている)
  • 21. ランタン(GENTOSの暖色LEDランタン EX-757MS。単三電池を4個使用。エネループに正式対応した新製品である)
  • 22. サブランタン(GENTOSのLEDミニランタン LT-01CR。単2電池ほどの大きさの小型ランタン。電池はCR2032を2個使用)
  • 23. 小物入れ(中身はプリムスのP-114ナノストーブ、洗濯ばさみ、ナイフ、小型のカラビナ、ソーイングキットなど)
  • 24. ペン&メモ帳(濡れた紙でも書けるノック加圧式のボールペン。メモ帳はBEPALブランドのフィールド手帳)
  • 25. 細引き(6ミリ径のザイル。この細さでも成人の体重を支えることができる。長さはちょいと短い10メートル)
  • 26. 財布(中身はもちろん現金。エスケープ時、タクシー代などに必要。世の中、最後は金である(^^b)
  • 27. ヘッドライト(ブラック・ダイヤモンド社製のメインのヘッドライト。夜間、行動するための必須アイテム)
  • 28. エアーピロー(コンパクトな携帯枕。空気を入れると、通常の枕並みに大きくなるすぐれもの)
  • 29. ガス・カートリッジ(プリムスのUガス。厳冬期・高所専用のガスで20℃以上の環境では使用不可)
  • 30. スキットル(ステンレス製で容量は8オンス。夜の友として手放せないアイテム。中身は前回と同じくアーリータイムス)
  • 31. まな板(貝印のカッティングボード。3ミリほどの厚さで適度な柔軟性を持つため、パッキングに便利)
  • 32. カトラリー(フォークとスプーンのセット。スノーピークのチタン製
  • 33. ナイフ(ガーバーのパラフレーム。切れ味はイマイチだが、それなりに軽く使いやすい)
  • 34. 腕時計(カシオのプロトレック。タフソーラー駆動のトリプルセンサーモデル)
  • 35. ビニール袋(大型のゴミ袋やチャック式のジップロックなど数種類を用意。袋としての用途以外にも使用できる)
写真1:シュラフの収納時のサイズを比較する。
写真2:今回持参した食料の一覧。  前回同様、これらをカリマーの大型ザックの中にパッキングする。
 さて、今回の演習では、くじゅう山系の中岳のそばにある池ノ小屋に宿泊する計画だ。
 入口を塞ぐ扉さえない石造りの小屋の内部は前回のテント泊に較べ、相当に冷え込むことが予想される。
 よって、今回は先の演習で使用したサマーシュラフではなく、本格的な冬用のシュラフを起用した。
 ちなみに右の写真はらんぼ~流の所有するシュラフである。
  • 1. スーパー・バロウバック#2 / モンベル
     (湿気に強い化繊綿のシュラフ。快眠温度は-4℃~-15℃)
  • 2. U.L.スーパーストレッチダウンハガー#2 / モンベル
     (軽量コンパクトな冬用ダウンシュラフ。快眠温度は-4℃~-15℃)
  • 3. ポーリッシュバック280DX / ナンガ
     (同じくダウンのサマーシュラフ。快眠温度は6℃以上)
 山では携帯性に優れるダウンのシュラフが断然有利だが、梅雨時などは湿気に強い化繊綿のシュラフも選択肢として考えられる。
 ちなみにらんぼ~流の場合は化繊綿のシュラフは車中泊専用としていつも車の中に積んでいる。
 また、今回は小屋泊まりを前提とした山行計画だが、不慮の事態を想定して、あえてテントとツエルトを装備の中に組み入れた。

 次に食料である。
 前回よりザックの容量に余裕があるので少し食事に凝っている。
 それなりに調理時間もかかるので、宿泊時にはよい暇つぶしにもなって都合がよいのだ。
 今回は前回ネット通販で購入したものの配送が間に合わなかった玄米を飯盒炊爨してみる。
 あとは地元で購入した『九重"夢"ポーク』というブランド名の豚肉。
 温めなくても食えるという『ちょい食べカレーLEE 辛さ×10倍』。
 マンゴーやイチジク、アプリコットなどの大量のドライフルーツ。
 そして、御馴染み、ラーメン餅の材料を用意してみた。
  • 注1)一般的には不慮の事態で山中で一夜を明かすことを指す。狭義ではこれをフォースト・ビバークと呼ぶ。
    テントなど、あらかじめ宿泊のための装備を準備した計画的なものはフォーキャスト・ビバークという。
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■モンベル(mont-bell) スーパースパイラルダウンハガー#1■
世界でも評価の高いモンベルのダウンシュラフ。このモデルは1,330gと軽量ながら、使用可能限界温度-22℃という驚異的な性能を誇る。また、同クラスの他メーカーの製品にくらべ、コストパフォーマンスが非常に高いのも特徴的だ。

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■trangia(トランギア) メスティン TR210■
世界最小の飯盒として昔から有名なアイテム。熱伝導率のよいアルミでできており、これで意外なほど美味しくご飯が炊ける。もちろん普通のクッカーとしても使いやすい。また、そのシンプルな形状からパッキングしやすく、道具箱として使用している山屋もいる。
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