らんぼ~流 山屋の視点
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久住山・星生山(牧ノ戸~久住山~御池~星生山~牧ノ戸 2009.2.8)
凍りついた御池(みいけ)と湖上を歩く登山者たち 隊長から連絡が入ったのは、その日初日を迎える杵築市のひいなめぐりに母親を連れて向かっている車中でのことであった。
 「オレだけど、今何してる?」
 隊長は今にも倒れそうなヘロヘロな声で言った。
 「雛人形を見に杵築市に向かってます。それより、お仕事大変そうですねえ・・・」
 「うん、でもねでもね、山には行きたいの」
 「明日、空けてますけど行きますか?」
 「うん。まだどうなるかわかんないけど、夜連絡する、夜」
 「了解です。連絡、お待ちしてます」
 「ありがとう、ありがとう。でも、オレ、ヘロヘロだけどね」
 本当にヘロヘロなの、隊長はそう言って電話を切った。
 「大変そうじゃのお・・・」
 助手席で会話を聞いていた母親が不憫そうに呟いた(^^;

 ―― そして、その夜。
 ・・・ていうか、深夜(^^;
 約束通り、ヘロヘロな人から連絡があった。
 「何とかケリがついた。さあ、どこに行く? どこだ? どこなんだ?」
 「あんまりきつくないところがいいでしょうねえ」
 「うむ。あの石段(→2009年1月記事)は辛かった。あのあと、一週間、筋肉痛だったぞ」
 「それじゃあ、基本に戻って久住山に行きましょうか・・・」
 このサイトの行動記録を見ながら、僕は言った。「思えば、久住山そのものには去年登ってないんですねえ・・・最後に行ったのは一昨年の7月(→2007年7月記事)ですよ。それにピークハントで立ち寄りはしたけど、牧ノ戸から直接久住山に行ったこともないですねえ」
 「何と、最もスタンダードなルートを俺たちは行ってなかったのか」
 「決まりですね。コンセプトはスタンダードな登山、すなわち『王道』です」

 アタック当日、朝の7時半に大分市古国府の某所より出発。
 いつものようにコンビニで焼きたてのパンを購入した。
 「そして、これでしょう」僕はカップめんのグローバルスタンダードである日清食品のカップヌードルを手に取った。
 「珍しいのう」隊長が横目で見ながらそう言った。
 普段、カップスープにパスタを投入したり、オートミールに妙な味付けをしたりして、隊長の不興を買っているらんぼ~流の山食にしてはオーソドックスというか安易というか・・・ま、そういう意味の『珍しい』なのだろう。
 「ええ、今回のコンセプトは王道登山ですから、目的地もルートも山での食事も限りなく普通を目指しているのです! ていうか、最近は何かテーマを設定しないと記事が書けないんです! もう、枯渇してます!」
 ・・・閑話休題。
 さて、牧ノ戸駐車場に到着した僕たちは至極普通に準備をして、至極普通に入山した。
 ここはおそらく九州で最も登山者の多いルートだろう。
 少しでも登山経験のある人なら一度は歩いたことがあるはずだ。
 コンクリートで舗装された沓掛山の急坂を登りきると、あとは斜度の緩やかな山道が久住山直下まで続く。
 扇ケ鼻への分岐を過ぎ、少し歩いていると、星生山の麓にある池とも沼ともつかない大きな水溜りが完全に氷結しているのが見えた。
 「お、これはもしかしたら御池も凍っているかも知れませんね」
 「ぬっ! それなら、オーソドックスに久住山に登った後、御池の方に行ってみるとしよう」
 久住山頂には正午前に到着。
 予定通り、カップヌードルで王道登山を締めくくる。
 ここから先はらんぼ~流だ。
 王道登山を楽しむ登山者の一群から離脱し、一路、中岳へと歩を進める。
 途中、空池分岐のもうひとつ先にある分岐点に荷物をデポし、カメラ片手に空身で御池へ。
 「うおっ! 本当に凍っとる!」
 「おおっ!」
 御池の全景を数枚カメラに収めると、そのまま湖上に突撃開始。
 氷が割れたら多分死ぬな・・・と思いながらも、足は湖の中央付近まで向いている。
 いつまでたっても、馬鹿が直らないらんぼ~流である(汗
 その後、氷の厚さを測ってみたり、カーリングの真似事をしたりして、30分ほど童心に返った。
 復路は星生山山頂を経由。
 無事に牧ノ戸駐車場に到着したのは午後4時を少し回っていた。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
祖母山神原登山口 しばらく車道を歩く 神原登山口一合目駐車場
牧ノ戸駐車場 (9:00)
休日にしては駐車車両は少なかった。
行軍開始 (9:15)
出発直後は薄いガスが山を覆っていた。
沓掛山山頂 (9:40)
標高は1503メートル。
駐車場に設置されたトイレ 渓谷トレッキングコースとの分岐 車道から見た渓谷
登山道の様子。写真ではぬかるみに見えるが、実際はカチカチに凍っている。 「カチカチじゃ~w」
嬉しそうにストックを突き立てる隊長。
扇ケ鼻への分岐 (10:30)
今回は寄り道せず、まっすぐ進む(^^
本登山道への取り付き 気持ちのよい登山道 御社の滝
星生山への分岐 (10:45)
新しく整備された道標のようだ。
久住山避難小屋 (11:03)
隣のトイレは冬季閉鎖中である。
久住分れ (11:05)
この道標も新しいものに変わっていた。
祖母山五合目小屋 部屋の中にも焚火の痕跡がある トイレ
久住山へ取り付く。
北側の斜面はまだ雪が残っている。
岩に張りついた霧氷。
もう少し早く来ておけば・・・。
山頂が見えてくる。
相変わらず人気のある山だ。
小屋そばの水場 水の涸れた徒渉点 登山道沿いの注意書き
久住山山頂 (11:40)
標高は1787メートル。
昼食タイム (~12:35)
メニューは山食の王道、カップヌードル。
中岳との分岐 (12:55)
空池分岐から70mほど北にある。
脅迫的な注意書き-その2 手強い急登が続く いのち水
御池 (13:00~13:35)
期待通り、湖面は氷結していた(^^v
池の真ん中でポーズをとるらんぼ~流。
実は激しくビビッていたりする(汗
氷を割って、厚さを測ってみる。
だいたい8センチくらいだろう。
尾根筋に出る 三角点のある広場 国観峠
割った氷でカーリングをする甲斐隊長。
ギャラリーから黄色い歓声が・・・(^^;
避難小屋を左に見送りながら、星生崎に取り付く (13:45) 星生崎 (14:05)
高度感はくじゅう山系でピカイチである。
国観峠の広場 国観峠に祀られているお地蔵様 9合目
尾根伝いに山頂へ。星生山の荒々しさはくじゅう山系では特異な部類に入る。 登山道から見た硫黄山。
相変わらず噴煙があがっている。
歩いてきた尾根を振り返ると、山の北壁に雪が残っているのがよくわかる。
九合目小屋を経由する道と本道との合流点 祖母山山頂に到着 第52回祖母山山開き山頂祭
星生山山頂 (14:40)
標高は1762メートル。
久住山~牧ノ戸との合流点 (14:55)
午後はさすがに足元が緩くなっていた。
牧ノ戸駐車場に到着 (16:05)
天候に恵まれたよい山行だった(^^
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