らんぼ~流 山屋の視点
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渓流釣り (緒方川-神原川-大野川-稲葉川-七瀬川 2007.3.7)
黄牛の滝(稲葉川) 「 ―― 解禁なんだよ」
 2月も後半に入ったある日、隊長が遠い目をして言った。
 「なにがでしょう?」
 「エノハだよ、エノハ。他に解禁されるようなものがこの世にあるのか?」
 「は、はあ・・・」
 いつになく熱を帯びた隊長の言葉に気圧されて僕は曖昧に相槌をうった。どうやら、今回の取材は「山」ではなく「川」らしい。
 「いいですよ、同行します。でも、僕は渓流釣りなんてまったくしたことがないですから、お手伝いできることなんてありませんが・・・」
 「心配するな。渓流釣りならオレに心得がある」

 というわけで、今回のらんぼ~流は山屋ではなく、釣師である。
 隊長から釣り道具一式と胴長、フィッシングベストなど諸々の装備を借り受け、夜明け前に大分市を出た。大野川水系の一日遊漁券は前日に購入済みだ。
 向かった先は豊後大野市緒方町を流れる緒方川である。
 到着早々、僕たちは寒さに震えた。早朝の川べりはある程度冷え込むだろうと覚悟していたが、想像以上の寒さだ。
 先月、2月とは思えない暖かな山行を経験していただけにこの寒さは予想外だった。
 今ならきっと観音の滝も凍っていることだろう(--メ)
 さて、隊長から一通りレクチャーを受けた後、早速らんぼ~流も釣り糸を垂れてみる。
 が、さっぱり釣れない。
 やはり、付け焼刃の技術では警戒心の強い渓流魚には通用しないのだろうか。そう思って、一人唸っていると、少し離れた場所で釣っていた隊長が渋い顔をして戻ってきた。
 「どうです、釣果の方は?」
 「聞くな。全然だ」
 それから、神原川、大野川、稲葉川と場所を変えてチャレンジ。しかし、エノハどころかアブラメ一匹釣れない。
 いい加減に飽きてきた僕は決して着心地がよいとは言えない釣師の衣装を脱ぎ捨てて撮影に徹することにした。
 そろそろ昼食の準備もしないといけない。
 「とりあえず一匹はGETしないと記事にならないですね(^^」
 隊長にさりげないプレッシャーをかけながら、僕は先月から実戦投入しているパーコレーターでコーヒーを淹れた。肝心のエノハは拝めないものの、稲葉川上流域にある黄牛の滝(あめうしのたき)はなかなか気持ちのよいところでランチにはうってつけの場所だ。今回のメインメニューはレトルトのカレーと米粉から作ったパンである。ちなみにお米パンは「やはりカレーには米である」というこだわりからチョイスしているw
 「しかし、どうして釣れないんでしょうねえ?」
 「ううむ、こんなに釣れないのは渓流釣りを始めてから初めてだよ・・・」
 通常であれば、解禁直後の時期は腹を空かせた渓流魚が比較的簡単に餌に喰いつくという。しかし、今年に限って言えば3月にしては低すぎる水温が魚の活発な捕食行動を阻んでいるのかも知れない。ならば、標高の高い場所を流れる川よりも比較的平地に近い大分市近郊の水温の高い清流の方が魚の動きが活発であろう。
 そう考えた僕たちは、昼食後、すぐに稲葉川に見切りをつけて最後の望みを七瀬川に託した。
 果たして、その読みは的中した。
 七瀬川上流域に移動した僕たちは現地入りしてすぐに数匹のエノハを釣りあげることができた。
 「これで何とか記事が書けますねえ」
 「そうだなあ。・・・ほっとしたよ」
 そう肯いた隊長はどこか少年のような笑みを浮かべていた。
(文・山岡隊員 、写真及び写真説明・山岡隊員)
緒方川上流の河原 緒方川 川虫
緒方川上流の河原に到着 (7:00)
水たまりに薄氷がはっている。
緒方川に釣り糸をたれる甲斐隊長。
果たして釣果は・・・。
川虫を接写。
当然、餌にもなる。
釣り場を移動 神原渓谷・七色渕 神原渓谷・七色渕
いきなり敗退。
傍目からみても足取りが重い。
神原渓谷・七色渕 (10:00)
幻想的な名前の場所だ。
再びチャレンジ!
水温が低いせいか、魚影はない。
時間規制による通行止め 黄牛の滝小屋 黄牛の滝(稲葉川)
時間規制による通行止め。
引き返そうにも来た道が使えない。
黄牛の滝小屋 (11:30)
すぐそばの小径から川に下りる。
黄牛の滝(稲葉川)。
ここで昼食をとった。
七瀬川の上流 赤と黄色の目印の付いたライン 釣れた瞬間
七瀬川の上流に到着 (15:00)
最後のチャンスに望みをつなぐ。
赤と黄色の目印の付いたライン。
写真中央なのだが、見えるだろうか。
今回、撮影に徹していたらんぼ~流入魂の一枚。見事にピンをはずしている(汗
エノハ、GET 美しい姿のエノハ 今回の釣果
ついに、エノハ、GETだぜ!
釣り師の面目躍如の瞬間である。
エノハ。時期が早いのでまだ小型だが、美しい姿である。 今回の釣果のすべて。
もちろん、アブラメはリリース済(^^
-らんぼ~流イチ押しの厳選アイテム-
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パーコレーターといえば、多人数用の製品がほとんどで山屋の道具というよりキャンプ用品という感じが否めない。しかし、こちらの製品は手頃な大きさでデイパックに入れて山に持って行くことも可能だ。また、構造上、珈琲の味が落ちるなど賛否両論もあるが、本来、珈琲は嗜好品である。何よりワイルドな雰囲気は捨てがたい。

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■MSR 断熱マグカップ■
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